自己肯定感は、自分自身を受け入れて自信を持つ上で、重要な要素です。
イギリスの心理療法士・マーク・ヴァーマイヤー氏は、習慣を変えるのに21日以上かかることが多いと指摘しています。
3週間という短い期間でも、習慣が変われば考え方や行動も変わり、自己肯定感を育てることができるかもしれません。
fumumu取材班が、自己肯定感の育て方について、詳しい話を聞きました。
①口癖をポジティブに変える
「自己肯定感が低い人ほど、口癖がネガティブな印象。だから口癖をポジティブにするだけでも、自己肯定感は上がると思います。
『失敗』のようなネガティブなキーワードも、『成功のもと』のようにポジティブな言葉に変えてみる。すると、すべてがうまくいっている感じに包まれ、気持ちが自然と上向きになり、自己肯定感もおのずと上がってきます」(30代・女性)
②頭でなく心で選択する
「自己肯定感が低い人は、他者からどう見られるかばかりを意識しがち。自分の心の声に耳を傾け、思いのままに選択することで自己肯定感は育まれます。
好きか嫌いかで選ぶのは決してわがままなことではなく、好きで選ぶからこそ結果に責任を持てるし、尊ぶこともできるもの。自己肯定感を上げたいなら、自分の心が喜ぶ選択を許してあげるのが一番です」(30代・女性)
③1日15分の自分時間を作る
「自己肯定感を上げたいなら、1日15分、自分のためだけに使う時間を作ってみるといいと思います。この15分間だけは誰にも邪魔されないように、スマホは電源を切るか別の部屋に置いて。
最初のうちは特に何もしたいことがないかもしれませんが、『誰にも支配されない自分だけの時間』を確保することで、自分自身と向き合うことができ、心が安定してきます。
自分が求めていることがわかるようになってきたら、好きなことをする許可を出し、自己肯定感を育ててあげてください」(30代・女性)
自己肯定感を築くことで自分に自信が持てるようになったら、より充実した日々を過ごせそうですね。