忙しくてもやっつけケアは不安なのが美ST世代の悩みどころ。そんな私たちのために、〝多機能で効果は絶大〟なコスメが、最近増えています。使い心地も最高で優雅に使える「大人の多機能スキンケア」や、塗るだけでスキンケアと今どきメークが叶うマルチアイテムなど、大活躍確実な「二刀流(以上)コスメ」を集めました。
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なぜ二刀流およびマルチタスクが増えている?
教えてくれたのは……小原直花さん(伊藤忠ファッションシステム ifs未来研究所 上席研究員)
「多忙な40代50代にとって時短は大事な要素。加えてコロナ禍を経て、自分にとって何が最適なのかを見直した人が増えたと思います。美白は美白ラインというピンポイント的提案だけでなく、肌悩みが複雑になると『多機能であればいいのに』という欲求が出るのは当然のこと。また、美容医療への抵抗感が減ったとはいえ〝日々の美容派〟は多く、そのニーズに高いレベルで応える製品が必要になり、メーカー側も重視するようになりました」
【洗顔】で次のスキンケアの効果を上げる
左:【洗顔×角質オフ】プリオール/うるおい導入洗顔ジェル
1品で角質ケア、メーク落とし、洗顔に使えます。古い角層、メークがすっきり落ちるのに洗い上がりはしっとり。W洗顔不要。140g ¥2,640〈編集部調べ〉(資生堂)
【攻】年齢肌角質除去
【守】潤いためこみ効果
「うるおいキー処方」により加齢で硬くなった角質やくすみを除去。次に使うスキンケアの浸透力を高める土台をつくり、「うるおい保水成分」でスキンケアの浸透をサポート。メークだけでなく、毛穴の汚れ、酸化した皮脂や古い角層を落とし、すっきりするのに潤い感があり、乾燥による小ジワも防ぎます。
右:【洗顔×マッサージ】アルブラン/マイクロムースリフレッシャー
毎朝の洗顔を「単なる洗顔」にせず「朝30秒のマッサージ洗顔」でくすみを払い、気持ち良いスタートができるよう作られた洗顔料。160g ¥3,850(花王)※ 8/26 発売
【攻】炭酸ガス100%噴射剤
【守】30秒のマッサージ洗顔
炭酸ガス100%でつくった洗顔料の製剤化に成功。炭酸の濃度を高め、かつボリュームのあるふんわり泡を作るため、2種類のポリマーを組み合わせ泡膜を硬くしました。洗顔料は肌に長くのせないのが基本ですが、炭酸の洗浄機能で汚れを落とすため、その後にマッサージしても肌負担なく、肌の明るさと肌弾力がアップ。
【炭酸マッサージ洗顔料】洗い方のコツは?
①顔を軽く濡らし、直径3cmの泡を出して、おでこ、両頰、あご、鼻の上の5点にのせます。
②手のひら全体で泡を肌にプレス。その後マッサージするようになじませてから洗い流します。
エイジングケアにまで踏み込んだ【化粧水】
左:【化粧水×乳液効果】リサージ/スキンメインテナイザー EX M4
リサージと言えばコラーゲンケア。アイコン製品「スキメン」は、時短で潤いキープとハリを叶える。ハリ状態と肌タイプからチョイス。180ml ¥6,380(カネボウ化粧品)
【攻】コラーゲンケアによるハリ感
【守】肌をほぐして柔らかく
独自コラーゲンケア成分SPに加えEXコンプレックスが厚く硬くなった角質に馴染み、肌を柔軟にして角層深くまで潤いを浸透させます。水溶性ポリマーと油の種類にこだわり、肌を柔らかくする乳液のほぐし効果を実現。化粧水と乳液で丁寧にケアした後のような満足感とハリ感を演出します。
右:【化粧水×ターンオーバー促進】SHISEIDO/オイデルミン エッセンスローション
1897年に資生堂が初めて発売した化粧水。最新スキンケア研究を搭載し、保湿だけでなく、透明感、ハリ感まで期待できる美容液級のローションに。145ml ¥9,680(SHISEIDO)
【攻】3つのエース級独自成分
【守】自己回復力を導く保湿力
2023上半期SSTスキンケア大賞受賞。肌の再生力にアプローチするためパワーアップ。ケフィア発酵エキスGLや、表皮幹細胞が毛細血管から供給されるという驚きの新知見を持つユズエキスGL、4MSK(整肌)という3つのエース級成分を配合し、100分の1サイズの微粒子がスピーディに肌に浸透。保湿を土台にエイジングケア。