4.妻ではなく”おかん”になっていませんか?
気づけば、妻ではなく”おかん”のような立場になっている女性も多いです。「夫は、うちの長男よ」なんて思ってませんか?
子どもに言うような小言、たとえば「ご飯を食べながらスマホを見ないで」「靴下を脱ぎっぱなしにしないで」「何回言ったらわかるの?」みたいな「しつけ」を夫にしていませんか?
もしこれらをルーティングでやっているようなら、夫からみてあなたは”おかん”になっているかもしれません。母親とはセックスできませんので、結果的にレスになります。
夫の言動に口をはさみすぎないこと、世話を焼きすぎないこと。そういった距離感も夫婦には大切なのです。
「パパ」や「お父さん」と呼ぶのも同じこと。恋人時代のように、名前で呼び、時にはお子さんを預けて、二人きりでデートをする時間を作ることも大切です。
結婚何年目であろうと、ときめきのある夫婦関係を築きましょう。
5.自分自身が疲れていませんか?
疲れていると人間関係がギスギスするのは、夫婦関係も同じです。多くの女性が、仕事のし過ぎでゆとりがなく、夫との関係に割くエネルギーや時間がないと感じます。特に、ワーママは毎日が戦場のように忙しいですよね。
夫婦円満を望むなら、それなりに夫婦関係にもエネルギーを注ぐ覚悟が必要です。仕事が忙しすぎるのであれば、転職を考えたり、家事を外注して疲れすぎる状況を改善するなど、心と体に余裕のある生活をするように意識してください。
そして「夫にもゆとりが必要」と意識しましょう。週末に家でゴロゴロされると「休みの日くらい、子どもの面倒見てよっ!」と腹も立つかと思いますが、夫にもゆとりがなくなれば、あなたへのイライラも増加することは必須。
夫が休みの日にゴロゴロしていたら、思い切ってあなたも一緒にゴロゴロしましょう。少しくらい家事をさぼってもどうってことありません。「ゴロゴロする」ことを自分に許可するだけでも、心の余裕は生まれます。
6.妊娠、出産、妊活など、出産にまつわるもの
妊娠、出産後は、ホルモンのバランスが変化し、妻は「ガルガル期」に入ります。ガルガル期とは、子どもを外敵から守ろうとする母性本能から、外敵を威嚇して気が荒くなる期間のこと。子どもを連れたメスの動物に近づくと、子どもを守ろうと普段以上に威嚇しますよね。
残念なことに、私たち人間のメスも動物と同じ。子どもの父親である夫のことも外敵に認定してしまうことがあるのです。もちろんセックスする気分になんて、なれません。
これがホルモンのせいということを知らないと、男性はただただ驚き、怯え、レスに苦しむことになります。
ホルモンなのでコントロールが難しいですが、気分が穏やかなとき「ガルガル期がある」「ひどい態度をとるのは、ホルモンのせいで決して私の本性ではない」ということを、繰り返し夫に説明し、理解を得ておきましょう。
また、妊活中は、妻側も気持ちにゆとりがなくなることが多いです。あまり思い詰めないで、リラックスすることを心がけてください。
まだ存在しない子どもよりも、目の前にいる夫の気持ちに寄り添ってあげて欲しいです。そして夫には「子どもが欲しい」ではなく「あなたによく似た子どもが欲しい」という伝え方をして、夫への愛情表現や、協力への感謝の気持ちを伝え続けましょう。
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セックスレスになる原因。「心当たりがある!」と感じたものはありましたか?
全ての方がこの項目に該当するというわけではないそうですが、八馬さんのアドバイスを受けた方の多くは、この項目を改善したことでセックスレスを解消したそう。
「これかもしれない」と思うものがあれば、その改善で夫婦関係が再構築できるかもしれません。