食費を節約するには、時短力を上げることも大切です。常にキッチンをすっきり整えて家事の負担を減らすことで、ズボラな私でも無理のない自炊が続いています。ここでは、5人家族・月2万円台でやりくりするわが家の「キッチンの特徴」を3つご紹介します。
コンロ回りはできるだけすっきりと
毎日使うキッチンのコンロまわりは、手に届くところにキッチンツールがあると便利です。
でも、置くのは最低限必要なものだけ。
コンロのすぐ横に調味料を置いたり、壁にキッチンツールを掛けたりすると、すぐに取り出すことはできても掃除が大変です。
そのうち「ものを一旦どかして掃除をするのが面倒」だと感じるようになり、掃除を後回しに......。
その結果、汚れの上にほこりが溜まり、落ちにくい頑固な汚れに変わってしまいます。
キッチンを清潔に保つためには、毎日のリセットが大切。
調理後は汚れが落ちやすいうちにさっと拭き取るだけで、掃除の負担がぐんと減ります。
カウンターに余計なものを置かない
食材を切ったり味付けをしたりするカウンターは、広くて便利なので物置化しやすい場所のひとつ。
でも、調理をスムーズに行うには、「余計なものを置かない習慣」を身につけることが大切です。
根がズボラの私は、買い物から帰ると、袋ごとカウンターの上に置きっぱなしにしたくなります。
でも、そこは一休みせずに即行動。
カウンターが物置化するのを防ぐため、すぐ冷蔵庫やパントリーなどの「定位置」にしまう。
これがマイルールです。
カウンターがすっきりしていると、すぐ調理に取りかかれるので結果的に時短になります。
キッチン用具は最小限に
世の中には便利なキッチン用具がたくさんありますが、あれもこれも買うのは考えもの。
数が増えればその分収納スペースが必要になり、キッチンがもので溢れてしまいます。
片付けをする手間や掃除のしやすさ、コスト面を考えると、キッチン用品は「最低限、これが必要!」と思うものさえあれば十分です。
使いやすい定番のキッチンツールだけを揃えれば、収納を買い足す必要もなし。
引き出しに収まりきらないものを、コンロ横に出しっぱなしにすることなく、すっきり整ったキッチンを維持できますよ。
主婦歴10年で、シンプルなキッチンに落ち着いた
コンロの横に調味料・キッチンツールを置いた、「コックピット」のようなキッチンは、使い勝手がよさそうにも見えます。
私も結婚当初は、キッチンツールは壁掛け、調味料もコンロ横にずらりと並べていました。
でも、掃除をする手間も考えると、家事にかかる時間は膨れ上がってしまうんです。
常にキッチンがきれいな状態なら、調理後にさっと拭き掃除をするだけ。
ものが少なければ、収納・整理整頓の時間もほぼかかりません。
キッチンを清潔に・シンプルに整えて家事を減らし、自炊をラクに続けましょう。