2014年に虎ノ門ヒルズ 森タワーが誕生して以来、ビジネスタワー、レジデンシャルタワーが建ち並び進化し続けている虎ノ門ヒルズに、新しく「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」がオープンしました。
虎ノ門ヒルズのなかでも高さ266mと一番高く、最上階は49F。皇居や東京タワー、スカイツリーなど都心を一望できる絶景が広がります。ステーションタワーは、東京メトロ日比谷線の「虎ノ門ヒルズ駅」と直結。地下鉄のイメージを一新する明るくて開放的な駅前広場「ステーションアトリウム」や、桜田通り上にかかる大きな歩行者デッキ「T-デッキ」も完成しました。
虎ノ門ヒルズ駅へと続くステーションアトリウム。地下にいるとは思えない、明るくて広々としたエリアです。
高層部へと繋がるエレベーターがある8階には、体にも環境にも美味しい食をテーマにしたフードやドリンクを楽しめるカフェ&バー「TOKYO NODE CAFE」もオープン。
ステーションアトリウムから直結している、11月24日に完成予定のフードエリア「T-MARKET」。東日本橋の人気ベーカリーBEAVER BREADの姉妹店や、ステーキのようにジューシーなハンバーガーを味わえるBuilders、バナナブレッド専門店のovgo Baker BBB、多種多様な絶品肉料理を楽しめるBISTRO & CAFE LOUNGE LA BOUCHERIE、毎朝焼き上げるタルトの専門店AM STRAM GRAMなど、約3,000㎡もの巨大なスペースにカフェ、ダイニング、ブリュワリー、スイーツ、チーズ&ワイン、フラワー、雑貨など27のショップが軒を連ねます。
「TOKYO NODE HALL」
ガラス窓の前にスクリーンをおろすこともできる巨大なホール。
「TOKYO NODE GALLERY」
開催中のイベント「“Syn : 身体感覚の新たな地平”by Rhizomatiks × ELEVENPLAY」は、ダンスと映像が融合した近未来的なパフォーマンスです。
(12月5日~2024年2月25日は「蜷川実花展 : Eternity in a Moment」を開催予定)
東京を見渡すインフィニティプールがあるルーフトップガーデン。
49Fのレストランを利用した人のみ立ち寄れるスポットです。
高層階へと移動すると、ギャラリー、レストラン、イベントホール、スカイガーデンなどがあるTOKYO NODEと呼ばれる情報発信拠点が出現します。
45階には、360度の没入空間を演出できるドーム型天井を備えた「TOKYO NODE GALLERY A」や、大空間の「TOKYO NODE GALLERY B」、「TOKYO NODE GALLERY C」といった3つのギャラリーがあり、様々なイベントを催すことができます。同じフロアにはカフェからディナーまで利用できるイタリアンのオールデイダイニング「TOKYO NODE DINING」もオープンしました。
プレゼンテーションなどを発信できる46階のメインホール「TOKYO NODE HALL」のほかに、最上階の49階には、パリにあるミシュラン1つ星店のシェフを務めた北村啓太シェフが手掛けるフレンチガストロノミー「apotheose(11月24日オープン予定)」、フランスでアジア人初となるミシュランフレンチ3つ星を獲得した小林圭シェフによるレストラン「KEI COLLECTION PARIS(来年1月にオープン予定)」も誕生します。
12月6日には、1階の一部と11階から14階に「ホテル虎ノ門ヒルズ」が開業。デンマークのデザイナーユニット「スペース・コペンハーゲン」が手掛けた、北欧らしいオーセンティックなインテリアデザインの内装になっています。また、長年ミシュランの星に輝くオランダ出身のセルジオ・ハーマン氏が監修するカジュアル・ファインダイニング・レストラン&カフェバー「ル・プリスティン東京(Le Pristine Tokyo)」もオープン予定です。
アート作品「レオ・ビラリール|Leo Villareal《Firmament (Mori)》2023年」
来年1月には、4Fに20の飲食店が集まるエリア最大級のダイニングゾーンもオープン。2月には2~3Fにベイクルーズの大型セレクトショップ「SELECT by BAYCREW’S」、4月にはジム・温泉・サウナ・メディテーションが一体となった総合ウェルビーイング施設「CARAPPO」も誕生予定なので、今後も目が離せません。
Shop Data 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
東京都港区虎ノ門二丁目6番1号
虎ノ門ヒルズhttps://www.toranomonhills.com
TOKYO NODE https://www.tokyonode.jp/about/index.html
取材/本條千春
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