神崎恵さんがお手本！「40代からの“可愛げ”」を表現するための6つのポイント

大人になるほど取り扱いが難しくなってくる “色気”と“可愛げ”には、策略が必要だという神崎恵さん。今回は、大人の可愛げを自然に表現するための6つのポイントを教えていただきました。

大人になったら、印象操作は賢く！

神崎恵さんに学ぶ
40代からの“色気”と“可愛げ”コントロール術

お話を伺ったのは

美容家
神崎恵さん

可愛げを着こなすTIPS６

「可愛げは、甘さに乗っ取られないようにすること。可愛くなろうじゃなく、「“可愛い”を思い切り楽しんでやる！」ぐらいの気概が大切だと思います。秘訣は、アクセサリー感覚で盛っていくモード感！モテようとか、好感度をアップしようなどの媚びる気持ちは潔く捨て、むしろ強気に攻める印象。ファッションもヘアもメイクも、可愛いシルエットやカラーのものを選びながらも、最後にピリッと尖らせた方が成功率が上がります。」Megumi Kanzaki

Fashion 可愛さとエッジィさを必ずミックスさせて

「可愛げに振りたい時、私はよくビッグショルダーや大きめのリボンがついたもの、ふわっとしたシルエットのものを選びます。でもヘア同様、スカートならスリット入りや素材感が革などのハードなものを選んだり、またアクセや靴はぐっとエッジィなテイストに寄せてみるなど、必ず辛さをプラスするように」

Hair 可愛げヘアスタイルを作りつつ、甘さを削ぐ

「ヘアスタイルは、高めのポニーテールにリボンやヘアバンドなど、要素はかなり甘めでOK。その分、髪は巻かずにストレートニュアンスにしたり、ヘアバンドの素材をハードなものや太めのものを選んだりしてモード感をミックスすることで、“可愛い”の分量をコントロールしています」

Fragrance 香りは一切重さのないクールなものを

「これ以上甘さを加えるとトゥーマッチ、でもニュアンスは欲しい。そんな時にぴったりなのがこの香り。その人自身が持つ匂いを美しく引き立てるから、ちょうどいいんです」

香料を使わず、纏うだけでその人自身の魅力をUP。ムスカラフェロジェイ 100ml￥46200／FUEGUIA 1833 Roppongi

Lip リップは攻めてやんちゃに

「メイクでいちばん可愛げを取り入れやすいのは、リップ。マット質感のビビッドピンクやモードなブラウンをのせるだけで、大人の“強気な可愛げ”へシフト」

リップにもチークにも使える2in1。軽やかに纏えて洒落るマットなテクスチャー。A.黄みと赤みが絶妙なブラウン。ヴァレンティノリキロッソ 77A、B.ビビッドピンク。ヴァレンティノリキロッソ 302R 各￥5500／ヴァレンティノビューティー

Eyebrow&Eye アイメイクはアクセ感覚で楽しむ

「自分をキレイに整えようという身繕いのメイクではなく、アクセサリーをつけるような感覚でメイクを楽しんで。しっかり描いた眉も跳ね上げた太めのラインも、強気な感じが素敵！」

A.毛並みが引き立つファイバー入りのクリアなアイブロウマスカラ。パリブロウスタイリングブロウジェル 01 ¥3300、B.極細で、まるで自眉のように描ける。パリブロウスリムブロウペンシル 01￥1980／パリジェンヌビューティーグループ　C.鮮やかに発色する、マット質感のブラックライナー。ザカラーリキッドアイライナー 001 ￥3300／アディクションビューティ　D.神崎さん曰く「甘い色を辛く作る天才！」というセルヴォークのエッジィなピンクパレット。ヴァティックアイパレット 10 ￥6820／セルヴォーク