星野源さんが語っていた人間関係の処世術。ちょっと気が楽になる考えかたかも…。
学校や職場で多くの人が悩む人間関係。
とくにストレスに感じるのは「苦手」「嫌い」と感じる相手の存在ですが、考えかたによっては少し気が楽になることもあるようです。
■リスナーからのお悩みに真剣回答
昨年5月、歌手の星野源さんは冠ラジオ『ニセ明のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)にてこんな話を披露。
同ラジオは星野さん扮する「ニセ明」が少しコミカルにリスナーからのお悩みに真剣回答するものですが、5月の放送回にて「執念深い性格で嫌いな人だらけになってしまいます」というお悩み相談メールを受け取った星野さん。
これに対し、本人は「割と似たような性格」「こいつ嫌いと思ったら、ずっと嫌いだね」と切り出します。
■「“嫌いボックス”に入れちゃえばいい」
ニセ明口調で「それくらい嫌なことされちゃったりすると『ほんとこいつ絶対、一生、忘れねえからな』って人はくそ程います」と熱弁する星野さん。
「別に嫌いだっていいじゃん」「『こいつクソだわ』って思ったら“嫌いボックス”に入れちゃえばいい」と独自の対処法を解説。
「そうすることで割とどうでも良くなるよ」「いつの間にかそのボックスが流れて行っていつか消えちゃう、っていうところを“自分の心のなか”に作るといい」と独自の感性も踏まえつつ語りました。
■約4割「苦手と認めてしまうことで気が楽に」
ちなみに、fumumu編集部が星野さんのような考えかたを実践しているのか、全国の10代~60代の男女954名を対象に調査を行なったところ、全体で41.6%の人が「苦手意識を持つ相手に『この人が苦手だ』と認めることで、逆に気が楽になることがある」と回答。
男女別で見ると、男性は40.5%に対し、女性は42.7%と、女性の方がやや該当率が高いことが分かりました。
■「自分が幸せになることが最大の復讐」
「自分が幸せになることが最大の復讐」と締めくくった星野さん。リスナーからは「名言です」「ほんとにいいこと言うよな…」「自分の言葉で答えてくれるのがいい」など反響を呼びました。
嫌いまたは苦手だからダメ、というわけではなく、あえてそのドロドロとした気持ちを自分のなかで認めてしまうことで、心が少し軽くなり、相手への接しかたにも変化が出てくるのかもしれませんね。
■執筆者プロフィール
黒木ゆず:大阪在住、飲み歩き大好きライター。
お笑いライブとELLEGARDENとハリポタが生きがいです。
翻訳ネタのために、日々、海外のとんでもエピソードをチェックしています。