見た途端、つい目を奪われて、“ジャケ買い”をしてしまいそうな見た目やパッケージの商品をご紹介するこの連載。記念すべき第57回目は、きらびやかな鉱物をイメージした色とりどりな琥珀糖です。
ラグジュアリーな気分にひたれるスイーツ
寒い季節の到来で、自宅で過ごす時間も増えてきます。そんな時、ちょっとした贅沢な気持ちになれるのが、「こうぶつのカケラ」。福岡に本店を構えるハラペコラボは、「ArtなFoodで遊ぶ」をテーマに、食とアートが交錯する楽しい空間を提供するフードクリエーター集団。
彼らが手掛ける「こうぶつのカケラ」は、砂糖と寒天から作られた繊細な一品。寒天と砂糖を煮詰めて固めたものを切り出し、パーツ同士をくっつけて乾燥させています。寒天液に、黒ゴマペーストやワイン、シャンパン、果汁、リキュールと天然色素を加えることで、色や味のバリエーションを出しています。
菓子職人が一つ一つ手作業で作っているので、まるでアート作品のようにきらびやか。本物の鉱物のような琥珀糖は、一つとして同じものが存在しないそう。口の中に入れると、外側はしゃりっとしているのになかはしっとり。不思議な食感を楽しめます。「こうぶつヲカシ」というユニークな商品名も、大好物と鉱物を掛け合わせ、「いとをかしなお菓子」という意味を込めて名づけられました。
手に取って眺めているだけで、自分だけの宝物が増えたような気持ちになります。一粒、一粒味わって食べるのがくせになりそうなスイーツです。
ケーキやシュークリームにトッピングすれば、より一層華やかに!
砂糖から作られた琥珀糖は、生クリームとも相性抜群。市販のケーキに、こうぶつヲカシをトッピングするだけで、一気に華やぎます。ケーキだけではなく、中のクリームが見えるシュークリームにもよく合います。
「こうぶつのヲカシ」には、誕生石をイメージした限定ボックスもあります。オパールをイメージしたカケラは、淡い水色の中にピンクや黄色のプリズムが見えます。光の加減によって、色が変わって見えるカケラを実際の石と見比べてみたりするのも面白そうです。
皿に並べるだけで、まるで鉱物の標本にリアル。様々な形や色味がランダムで入っている「こうぶつのカケラ」。同じカケラは入っていない唯一無二のオリジナルスイーツ。リピートするのも楽しそうです。