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[イガリシノブさん直伝の小顔メイク]「顔の上半分を膨らませて、下を削る」

これまでマスクで隠れていた中顔面から輪郭のたるみが気になるようになったという声を多数聞くように。美容医療やスキンケア以外にできることといえばメイク!即・引き上がるポイントメイクのポイントを、人気ヘアメイク・イガリシノブさんおすすめのコスメとともに教えてもらいました。

光と影を上手く取り入れることがリフトアップメークのポイント

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大人の顔をリフトアップして見せるには、顔の上半分をハイライトで膨らませ、下半分をシェーディングやチークで削って、重心を上げることが大事。さらに、パーツの存在感を増して、余白をなくしています。リフトアップだけに甘んじず、抜け感や華やかさも備えたメーク、ぜひ参考にしてね!

教えてくれたのは……ヘア・メークアップアーティスト イガリシノブさん
色相や錯視を操り、直感的に見えてあらゆる計算がその仕上がりを支えているイガリメーク。若見えだけでなく今っぽいニュアンスまで忍ばせた精度の高いテクニックはプロまでが絶賛。

1:【シェーディング】影色でさらに凹凸をコントロール

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影色を小鼻横の窪みの部分に塗り、小鼻の縦幅を小さく見せます。また、頰骨の凹凸を目立たなくするため、鼻横のハの字にもオン。下半顔も締まります。さらに、鼻先の両サイドと鼻下にも影色をオン。すっきり小ぶりな鼻を演出します。大きめのブラシで輪郭や顎まわりにもさっとのせるとより引き締まります。
悪目立ちしないシアーマットな質感。ナチュラルマットシェーディング 02 ¥693(セザンヌ)

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上唇の凹み、下唇の下の凹みも影色を塗り人中を短く。下まぶたは、涙袋全体に塗ります。抜け感を出すためこの影色で眉も描きます。

2:【アイライナー】赤の補色・緑のライナーで血色を拾いつつ目幅拡大

グリーンのラインが血色を拾って立体感が。上まぶたは目尻を指で押し下げ、そのキワを埋めるようにすると目尻が自然に下がり目幅が出ます。下まぶたは、筆先で点々と下まつげの間を埋めるように塗ります。乾く前にさっと指で軽くなぞり、ラインをまぶたになじませます。

フーミー リキッドアイライナー ティールグリーン ¥1,650(Nuzzle)

3:【リップ】ふっくら丸みをつけて大きくリップを描き下半顔の余白を減らす

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リップペンシルは口角に丸みをつけるようにオーバーリップにして。山はフラットに描くと今っぽい。下唇は口角までキュッとV字に。
NARS プレシジョンリップライナー 9075 ¥3,300(NARS JAPAN)

4:【アイシャドウ】フレーム通りでなくあえて無視したラインに塗り目幅を拡張させます

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左下のピンクをアイホールに塗ります。右2色を混ぜ、下まぶたのキワに平筆でラインを引きます。目尻からはラインが床と平行になるように延長して。
確かな発色となめらかな質感で上品に目元を彩ります。オンブル ジェ 258 ¥10,340(ゲラン)

5:【コンシーラー】細かい影をペンシルで消して完成度を高めて

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アイホールの凹み、眉頭の上をコンシーラーペンシルで塗り、影感を消してすっきりさせます。口角の下はコンシーラーで影を消し、くすみを飛ばします。V字に上がった口角を演出します。
日本人の肌になじむ明るめのベージュ。コンシーラーとして使用。フーミー プリップライナー スキンベージュ ¥1,540(Nuzzle)

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ちょっとした影感がノイズとなって清潔感を損ない、疲れた印象をもたらします。小回りの利くペンシルコンシーラーを駆使して。

6:【眉】色よりも毛の勢いが大事マスカラでしっかり起こして

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眉毛を掘り出すように、上下左右にスワイプしてマスカラを塗り、眉毛全体をコーティングして太らせて。眉頭は上に立たせます。
カネボウ スタイリングアイブロウフィクサー EF3 ¥3,300(カネボウインターナショナルDiv.)

2023年『美ST』12月号掲載
撮影/向山裕信(cheek one)〈人物〉、大槻誠一〈静物〉 ヘア・メーク/イガリシノブ(BEAUTRIUM) モデル/吉村ミキ スタイリスト/大塩リエ 取材/吉田瑞穂 編集/佐久間朋子

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