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[2024年上半期の運勢は?]鏡リュウジ×水晶玉子対談!開運のヒントまでズバリ教えます

占い

激動する時代の中で物事を整理し、“膿を出す”ような出来事もあった2023年。2023年の星の流れを振り返りながら、2024年の上半期の行方と、その先のビジョンについて、鏡リュウジ先生と水晶玉子先生が徹底トーク。恋愛・結婚から開運のヒントまで、具体的なアドバイスも!

社会や働きかた、そして私たちの意識はどうなっていく? 変革の時期の中で、星が導く「大事なもの」

スローライフや移住など働き方はますます多様化。恋愛や結婚は友愛がキモに

水晶 働き方なども変わりそうですよね。甲辰の年は、5年先、10年先を見据えたビジョンを描くのに、ぴったりだと思っているのですが。

鏡 大きな夢やビジョン!

水晶 そう。私は、世の中全体で見る新たな夢って「30年がひと区切り」と思っていて。今から60年前の甲辰の年は、東京オリンピックがあった1964年。みんなが高度経済成長という希望を共有していた時代でしたが、30年後のバブル崩壊で終わった。今の日本や世界で、高度経済成長のような夢を描くのは難しいですが、令和を生きている私たちなりに、次の時代に向けた希望のイメージは持ちたいなと。

鏡 そうかもしれないですね。ちなみに木星と天王星とのコンジャンクションの年に生まれる人は、イノベーター的な存在が多いんです。MacやiPhoneを生み出したスティーブ・ジョブズなどがそう。

水晶 じゃあ来年は天才が誕生する年にもなるんでしょうか? その活躍を社会の中で目の当たりにするには、やっぱり30年ほどかかりますね(笑)。ほかにも冥王星・水瓶座の影響で、生成系AIなど、新たなデジタルスキルの活用も加速していきそうですね。

鏡 斬新な発想の持ち主も重宝されるでしょう。木星が牡牛座にいる上半期の間は、食関連、金融などの職業に追い風が吹きそうですね。

水晶 ワークライフバランスの意識も高まるでしょうから、スローライフに切り替える、場所にしばられない働き方を考えるのもいいタイミング。少し、下半期への流れにも触れましょうか。

鏡 木星が次の双子座へ移動する5月26日以降は、フットワークを軽やかに働くイメージ。兼業や副業かな。

水晶 あき時間を活用するスキマバイトってあるじゃないですか。あれ、双子座っぽい。私、気になっています!

鏡 意外でした。玉子さんはあき時間があったら、編集さんたちから「本業で、何か新しいことをやってください!」と言われちゃうでしょ?(笑)

水晶 まあ、無理なんですけど(笑)。私なら何したいかな?って考えちゃうんですよ。でも、どんな稼ぎ方もできる時代へとなっていきそうですね。

鏡 情報やコミュニケーションが活発化していくので、SNSで新たにインフルエンサー的な役割も生まれそう。

水晶 2024年の恋愛・結婚はどうなると思いますか? 東洋の占いの場合、2023年は「癸卯」で、“水の陰の気&兎”という、どちらもミニマムな気。小さいところにもチャンスがある、こまめに動いて、と伝えていました。そして2024年は始まりの運気。腐れ縁、復縁はNG。バイラ読者の方も、過去は振り返らずに。ダメなら次、ぐらいの精神で、新たなご縁をつくってほしいと思っています。

鏡 土星が魚座にいる時期なので、ネガティブな状況も受け止めつつ、真剣交際ができる一年でもありますね。

水晶 「一緒に未来を見ましょう」という関係性ですね。だからドラマチックな恋愛や婚活だけに集中せず、目標や夢を共有してくれる相手が、いいパートナー、良縁となりそうです。

鏡 本格的な冥王星・水瓶座時代に入るので、別居婚、同性婚も増えそうですね。“人類愛”も大きなキーワードに。

水晶 恋愛感情以外の、友愛で結ばれる絆、という感じですね。

鏡 少し細かいけど、デートで食事をした際に、男女間の“おごり・おごられ”問題ってあるじゃないですか。

水晶 「おごってもらえる私は特別な存在」と思いたい女性側の気持ちと、もう、そんな時代ではないのでは?という葛藤ですよね。今の時代の婚活や、恋人探しのシーンでは多いのかも

鏡 あれは、特に木星と天王星が牡牛座に入っているこの時期に語られがちな話題っぽいなあ。性別を超えて、対等に割り勘にしましょうという天王星と、男ならちゃんとリッチに支払えばいい、木星とのせめぎ合いというか。

水晶 確かに! ところで2024年は、その木星が牡牛座から双子座に移り、冥王星も水瓶座へ移動し……と、上半期から下半期になるにつれ、軽やかな雰囲気が高まりそうですね。

鏡 風の星座が中心になりますから、何事も、適度な距離感を持ち、ぱっと集まって、ぱっと離れるみたいな。

水晶 旧来の枠やしがらみから自由になれる反面、情緒や絆を感じていたい人は、寂しくなってしまう?

鏡 つながりも必要ですよ! ときには行きつけのお店で、親しい仲間たちと、だらだらすることだって、幸せです。

水晶 西洋占星術では、2024年の開運のヒントはありますか?

鏡 上半期は牡牛座的なものにラッキーがあります。コスメ、タオルなど、肌に触れるものは上質だったり、天然素材を選ぶといいと思いますよ。下半期は双子座的なものですよね。歩きやすい靴とか。ご近所コミュニティが活発になるので、近場での学びもいい。それから今、街の中で増えている、電動キックボードも楽しんでみては。

水晶 乗ってみたいけど、大荷物ではダメですよね。少ない荷物で、短い距離をさっと移動って双子座っぽい。それから運動も美容も仕事も、いっぺんにできる場所っていうのも増えているでしょう? これも双子座的ですよね。

鏡 何をちょこちょこっとやっとるねん!というアレですね(笑)。確かに、マルチタスクな双子座めいている。

水晶 東洋の占いでは、長期的な目標を持って、学びを始めるのが開運になる一年。一粒の種が伸びていくような年ですから。時代に合わせながら、自分が好きだったり、興味の持てることを勉強して、未来への可能性や創造性を育てていってほしいです。30代の方々はもちろん、もっと上の世代の私たちにもいえることですけれども。

鏡 そうですね。アップデートって大変だけど、大事なことですからね。

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