片付けがうまくいかない、リバウンドする…実は「片付かない家」には「おいてありがちなモノ」があります。これらのアイテムがスペースを占領し、整理整頓を妨げていることが多いのです。今回は整理収納アドバイザーたちが見た、片付かない家に「よく置いてあるモノ」をピックアップ!無駄なモノを減らし、スッキリとした生活空間を手に入れるための第一歩として、当てはまるものがないか、チェックしてみてくださいね!
①多すぎる消耗品ストック
紙コップやストロー、各種シートやフィルタ類など、多すぎるストックは収納を圧迫。
多すぎて一か所に置けなくなると、ストックの状況を把握できなくなり、さらに買ってきてしまう…という悪循環。
消耗品は「使い切ってから買う」「ストックの数や範囲を決める」など、増えすぎないルール作りが大切です。
②使い切れない洗剤や掃除グッズ
「〇〇専用」や「新発売」など、店頭で見かけるとつい試したくなるものですが、「使い分けが面倒」「香りが好みじゃない」などの理由で、結局いつものを使っている…なんてことはありませんか?
それを防ぐには「定番品」を決めて、それ以外は買わない、あるいは買った場合は必ず「使いきる」ことを意識するのが大切。
できるだけ多用途で使えるものを選び、管理する数を減らすことで片付けやすくなりますよ!
③賞味期限切れの食品
賞味期限切れになりがちな乾物や粉類、調味料や缶詰などの数々。その原因は積み重ねたり手前側から押し込んで収納すると、下や奥のモノが見えなくなり、賞味期限の管理ができないからです。
それを防ぐにはできるだけ期限が見えるように立てて置く、もしくは、見える場所に書いておくなどの工夫が必要。
また、冷蔵庫など奥行がある収納は、奥側に期限切れの食品が溜まりがち。ケースを使って収納し、引き出したら全体が見えるようにしておくと管理しやすくなります。
④使えるかも…な使わなくなったモノ
「掃除に使えるから」と使い終えた歯ブラシを大量に保管していませんか?
「肉や魚の調理にまな板代わりに使えるかも…」と、とってある飲み終えた牛乳パックがキッチン収納を圧迫していませんか?
どちらも再利用できるので取っておくのは良いことですが、場所を取られることによって快適な生活が送れないようでは本末転倒。
使い終えた歯ブラシなら中サイズのジッパー袋に入るだけ、飲み終えた牛乳パックは10枚だけといったふうに、保管する「枠」や「数」を明確にすることをおすすめします。
⑤古い家電
古い音楽プレーヤー、電話機、ビデオデッキなど、壊れてしまったり新しく買い換えたりして、もう何年も使っていない古い家電が眠っていませんか?
粗大ゴミに出すのはめんどうですが、先延ばしにしていると片付けは進みません。一歩踏み出して行動に移すことで、着実に家は片付いていきます。
⑥収納用品
モノが増えるたびに収納ケースや収納棚を増やしていませんか?
「洋服が増えたから」と増え続ける衣装ケース、手軽に買えるカラーボックスやスチールラック、多すぎる食品保存用容器etc…。
モノが増えたからと、次々と収納を増やすのではなく、まず整理(必要・不必要に分ける)することが大切。
また、整理をして余った収納ケースや収納棚を「何かに使えるかも」と取っておくのもやめましょう。