春や梅雨、初秋に多い「最高気温28度」と、真夏に訪れる「最低気温28度」。軽装で過ごせるかと思いきや、冷房や気温差で意外と寒い……なんてことも。それぞれの気温28度に最適な服装選びのコツや、涼しさときちんと感を備えた大人の着こなし見本を集めました。
【最高・最低気温28度】の時季と服装選びのポイントは?
撮影/魚地武大〈TENT〉*最旬デニムはゆるっと“コクーン型”!オシャレママの着回しコーデ5選より
【最高気温28度】 半袖一枚が基本。軽めの羽織りがあるとベター
最高気温が28度になるのは、2024年の東京では5月中旬〜6月上旬と9月下旬にみられました。日中は日差しが強く、動くと汗ばむような時季。基本は半袖一枚でOKですが、冷房や朝晩の気温差に備えて、薄着しすぎないのがポイント。温度調節しやすい薄手の羽織りがあると安心です。雨の日は、肌離れのいい素材や通気性に優れたアイテムを選んで快適に。
【最低気温28度】 夏の装いがぴったり! 暑さ対策をぬかりなく
最低気温が28度になるのは、2024年の東京では7月下旬から8月。最高気温が35度を超える猛暑日がほとんどで、朝から夜まで気温と湿度が高く蒸し蒸しした日が続きます。ノースリーブや半袖、風通しのよいスカートなど、涼しく過ごせる装いがベストです。UVカットアイテムやハットで紫外線対策を、冷房対策には薄手の羽織りを用意しておくとスマートに対応できます。
【最高気温28度】気温差にも対応する大人の着こなし6選
花モチーフのブラウスでいつもの黒パンをほの甘に更新
撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
定番の黒パンツも、繊細なカットジャカードの甘ブラウスを合わせれば、一気に華やかさが加わり、今年らしい印象にアップデート。ほんのり透ける素材は汗ばむ日中にも心地よい風を通してくれます。夕方以降は気温が下がることもあるので、軽めのジャケットを一枚用意しておくと安心です。
艶めきトップスならモノトーンでも沈まず、涼しげに決まる
撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
半袖で心地よく過ごせる陽気だけど、Tシャツでは気分が上がらない……。そんなコンサバ派さんにぴったりなのが、シルバーラメのシアーニット。通気性がよく、蒸し暑い日もさらりと快適です。パンツやカーデが黒でも地味見えせず、ほどよい透け感×キラキラが大人のヘルシーさを引き立てます。
明るい色のカーデならワンツーでもきちんとおしゃれ
撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
ミニマルなのにひと目で印象に残る、きれい色の五分袖ポケットカーデ。あえてボタンを留めてトップス風に着ることで、ほんのりクラシカルに仕上がります。ふんわり広がるボリュームスカートを合わせて、コンパクトな上半身との緩急を楽しむのが、洒落見えのコツ。
大人の可愛さをプラスする機能性パーカが活躍
撮影/川﨑一貴〈ajoite〉
最高気温が28度の日は晴れの日が多く紫外線も気になるはず。UVカットや接触冷感、撥水機能まで備えた軽量パーカがあると心強く過ごせます。切り替えのスカラップラインやふんわり袖の甘めディテールのものを選べば、カジュアル感をセーブしてくれるのも魅力。白パン合わせの淡トーンは、ボーダーでリズム感をつけると◎。