無料の会員登録をすると
お気に入りができます

掃除に欠かせない「クエン酸」実はNGな“使ってはいけない4つの場所”とは?

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。水まわりの掃除に重宝する「クエン酸」ですが、万能とはいえなんでも使えるわけではありません。ここでは、知っておくべき「クエン酸NGの使えない場所」をご紹介します。

水拭きできない素材

picture
stock.adobe.com

クエン酸で掃除した後は、必ず水を使います。クエン酸が残って白くならないように、水で流したり水拭きしたりする必要があるんです。
そのため、水に弱い素材や場所の掃除には使えません。水分が得意でない場所でクエン酸を使うと、しっかり落としきれずシミになる場合があるため避けましょう。

コンクリート

picture
stock.adobe.com

コンクリートはクエン酸との相性が悪く、かえって劣化を早める恐れがあるため使用NGです。
アルカリ性のコンクリートに酸性のクエン酸を使うと、さびや汚れが悪化するだけでなく、コンクリートの耐久性が弱まる場合もあります。

金属・鉄素材

picture
stock.adobe.com

クエン酸はさび取りに便利ですが、同時に金属や鉄も溶かしてしまいます。
そのため、鉄・金属製の家具や調理器具の汚れを落とすには使えません。さびを落とすどころか、腐食が進みさびが酷くなるため注意が必要です。

油汚れ

picture
stock.adobe.com

使用NGというわけではありませんが、油汚れの掃除にクエン酸は不向きです。
油汚れはクエン酸と同じ酸性なので、汚れに効果があるのはアルカリ性。クエン酸で掃除をしても、それほど汚れが落ちず手間がかかります。

塩素系の洗剤と一緒に使わない

picture
www.photo-ac.com

クエン酸を使うときは、場所を問わず「塩素系の洗剤」と同時に使ってはいけません。
人体に害のあるガスが発生し、最悪の場合は命にかかわります。

クエン酸はエコでやさしい万能な洗剤であることは確かですが、いくつか注意点もあります。安全に使うためにも、使えない場所や使用方法を知って、毎日の掃除に活用しましょう。

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ