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「夜洗濯」の方が“汚れが落ちやすい”理由[知って得する洗濯術]

ライフスタイル

4児の母で洗濯研究家の平島 利恵です。共働き家庭の増加により、夜洗濯をするという方が増えています。実は夜の洗濯には、朝の家事を減らすだけでなく、「汚れが落ちやすい」というメリットもあるんです!今回は夜洗濯のメリットと干し方のコツを紹介します。

「夜洗濯」で汚れが落ちやすい理由

汚れてから洗濯までの時間が短い

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洋服の汚れはついてから洗うまでの時間が、汚れ落ちを左右します。
夜脱いだ服を、一晩洗濯カゴに溜めておくより、すぐ洗濯をしてしまう方が汚れが落ちやすくなるのです。
特に濡れたタオル、汗をかいた服を一晩洗濯カゴに放置すると、雑菌が繁殖し、嫌なニオイを招きます。
「使ってすぐ」「脱いですぐ」洗濯できるから、汚れをキレイに落とせるのが夜洗濯のメリットです。

お風呂で予洗いも

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www.photo-ac.com

脱いだ服に汚れがついていた場合、お風呂場で予洗いすることもできます。
お湯を使って手洗いすることで、洗剤の力が活性化し、汚れが落ちやすくなります。

襟袖などの汗染みが出やすい場所や、日焼け止めが付着しやすい場所も、お風呂場で予洗いしておくと、黄ばみの予防にもつながります。

残り湯は使用しないほうがベター

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www.photo-ac.com

お風呂の残り湯には、皮脂の汚れや細菌が含まれます。
夜洗濯をした場合、部屋干しをすることになるため、ニオイ防止という観点と、清潔な洗濯という観点では残り湯は使用しない方がベターです。
でも、せっかくなので風呂湯を活用したいという時は、次の4つに注意しましょう。

1.すぐに使用する
2.身体を洗ってから浴槽に浸かる
3.ニット・おしゃれ着は分けて洗濯する
4.すすぎは水道水で2回以上する

特に、ニットをお湯洗いすると縮んでしまうことがあるので、注意しましょう。

部屋干しが基本!「夜洗濯」の注意点

部屋干し臭を防ぐ干し方を

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夜間は昼間に比べ、外干しでも乾きにくく、防犯の観点からも、室内干しを推奨します。
室内干しで部屋干し臭を予防するためには、次の3つのことに注意しましょう。

1.洗濯後はすぐに洗濯槽から出す
2.エアコンやサーキュレータ―の風に当てて早く乾かす
3.衣類同士の間隔はこぶし1つ分あける

衣類は濡れた状態が長く続くほど、残った雑菌が繁殖し、部屋干し臭を招きます。
部屋干し臭を予防するためには、「早く乾かす」意識を持つことが大切です。

騒音への配慮

集合住宅にお住いの場合、夜遅すぎる洗濯は近隣の方への迷惑になる可能性があります。
この春から新生活を送る場合は、洗濯音の小さい静音設計の洗濯機を購入するのもおすすめです。インバーター式洗濯機と呼ばれる洗濯機が音が静かなので、購入される際は検討してみてもよいかもしれません。

ドタバタと忙しい朝、『洗濯』という家事が1つなくなるだけで、大きな余裕が生まれます。
夜洗濯は、「朝の時短」と「汚れ落ち」という2つの家事ストレスを解消するヒントになるので、是非取り入れてみてください!

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