無料の会員登録をすると
お気に入りができます

Over40の髪悩みにプロが回答。白髪は抜いてもOK? セルフ白髪染めのおすすめ品は?

40歳を過ぎると、体型、髪、睡眠、体調、メンタルなどあらゆる面でトラブルが続出。そこで、そんなトラブルの原因や対処法までをプロがアドバイス。今回は肌以上に年齢が出てしまいやすい、髪の悩みに答えます。

picture

しなやかに変化を楽しむために。
Over40の“不調”どーにかしたい! 100問100答

肌以上に年齢が出てしまうかも!?
髪の悩み

picture

Q.若い頃と髪質が変わってきた!

A.加齢で白髪、抜け毛・薄毛、うねり、パサつきなどが起きやすく
「40代になると女性ホルモンが減ってくるので、生えてくる髪の質が弱くなっていき、白髪、抜け毛・薄毛、うねり、パサつきなどさまざまなトラブルが増えます。髪だけでなく、頭皮も乾燥したり、血行が悪くなったりといったトラブルも起きがちに」(伊熊さん)

Q.白髪はやっぱり加齢が原因?

A.加齢以外にストレスも関係あり!
「白髪は加齢や、頭皮環境・生活習慣の悪化のほか、遺伝、紫外線が当たることで発生する活性酸素、血流不足、ストレスなども原因になります。ストレスについては、精神的ストレスだけでなく、スマホやパソコンなどによる目の酷使など肉体的なストレスも関係していると考えられます」(伊熊さん)

Q.どうして白髪は生えてくるの?

A.色素幹細胞が減少して色素細胞を生み出せなくなるから
「髪を黒くするメラニン色素は色素細胞(メラノサイト)から生まれ、その大元が色素幹細胞。これは毛包の中のバルジ領域にあり、色素幹細胞から生まれた色素細胞が髪の根元の毛母細胞に送られると黒い髪が生えます。しかし加齢などによって色素幹細胞が減少すると色素細胞が送られず白髪になるのです」(伊熊さん)

picture

Q.白髪をこれ以上は増やしたくない!

A.ストレスを溜めない生活を
「ストレスを溜めないように気をつけることが大切。夜はなるべくスマホやパソコンを見過ぎないようにするなど、デジタルストレスをリリースするよう心がけましょう。またブラッシングや頭皮クレンジングなどを習慣にして頭皮環境を整えることも大事」(伊熊さん)

Q.白髪を目立たなくする便利アイテムを知りたい

A.塗るだけでカバーできるものが便利
「マスカラタイプやパウダータイプのさっと塗るだけで白髪をカバーできるものが便利。最近は仕上がりが自然で、乾いた後に色移りがしにくいものが増えています。つけたい部分の毛束を持ち上げて、毛の表側だけでなく裏側からも塗るのがコツ」(伊熊さん)

picture

A髪色を補正しつつアホ毛もケア。セザンヌ ヘアケアマスカラ 10ダークブラウン ¥715/セザンヌ化粧品Bなめらかな使用感の自然派ヘアファンデ。シャンプーでオフできる。グレイジョイレタッチ ダークブラウン ¥3960/メディアバンク・ブレイン

Q.白髪染めの最適な頻度は?

A.2カ月に1回程度
「白髪染めに限らず、ヘアカラーはアルカリ剤によって髪のキューティクルを開くため、髪の傷みや頭皮の乾燥につながります。2カ月に1回程に抑えて」(伊熊さん)

Q.白髪は抜いても問題ない?

A.健康な毛にも影響が及ぶのでNG
「髪は1つの毛穴から3本程生えていて、白髪を抜くと毛根にダメージが加わり、他の髪にも悪影響が及ぶので抜くのはNG。抜かずにカバーを」(伊熊さん)

Q.セルフ白髪染めのおすすめアイテムは?

A.失敗しにくいヘアカラートリートメントが◎
「染毛剤での白髪染めは初めての場合、不安がつきものです。色持ちは10日程度ですが、キューティクルをあまり開かず、髪が傷みにくいヘアカラートリートメントという選択もありますよ」(伊熊さん)

picture

A濡れ髪にトリートメントとして使うだけで染まる。LPLPエッセンス カラートリートメント 170g¥3630/ルプルプBジアミンフリー。別売りのカラーブースターと組み合わせるとより着色しやすい。カラーコンディショナー 180g¥3300/HANA ORGANIC

Q.セルフ白髪染めの注意点は?

A.なるべく暖かい部屋で行うこと
「ヘアカラートリートメントは、シャンプー後でなくお風呂に入る前の乾いた髪に直接塗るのがおすすめ。温度が高いほうがよく染まるので、暖かいところで行い、塗ってからシャワーキャップをして20〜40分ほどおくときれいに染まります」(伊熊さん)

Q.抜け毛を少しでも減らすためにできることは?

A.ブラッシングで頭皮の血行促進を
「頭皮は加齢とともに痩せて硬くなり、髪が抜けやすくなるので、血流をよくして柔軟にするため、以下のようなブラッシングを習慣に」(伊熊さん)

picture

1後頭部の頭皮にブラシを押し当て、小さな円を描いて移動を繰り返す。後頭部をまんべんなく行う。

picture

2ブラシを側頭部の頭皮に押し当て、小さな円を描いて移動を繰り返す。左右の側頭部をまんべんなく行う。

picture

3前髪の生え際にブラシを当て、小さな円を描いて隣に移動を繰り返す。最後に頭皮全体を前後左右から頭頂へとかす。

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ