主婦の友社は3月18日、ジェラシーくるみさんによる『私たちのままならない幸せ』を発売しました。
人気コラムニスト“ジェラシーくるみ”の新刊が発売
「普通」や「当たり前」というものが崩れ去った今、どうすれば「幸せ」なのか、自分らしく生きられるのかということが、とてもわかりにくい時代になってしまいました。
ジェラシーくるみさんの新刊では、さまざまな生き方をしてきた女性たちにこれまでの人生をインタビュー。
難しい時代に何を迷って、どう決めて、失敗して、また挑戦していったのかを根掘り葉掘り聞くことで、「自分らしさ」や「幸せ」がわからないという悩みに応えてくれる1冊です。
知りたいのは有名人じゃない! 普通の人の生き方
自分の生き方の参考になるのは、ちまたにあふれている芸能人、スポーツ選手、ビジネスマンの成功談ではない。とはいえ、身近な人の話を聞くことにも限度があり、なかなか自分のお手本になるような生き方と出会う機会は少ないし、プライベートをあれこれ聞くことは難しくなってしまった……。
同書では、人気コラムニストのジェラシーくるみさんが、30代〜50代の一般女性8人にロングインタビュー。今までの選択の過程、人生の分岐点、重い決断の裏側、しのいできた苦境や葛藤をしっかり聞いてまとめています。
彼女たちの言葉には経験に裏打ちされた強さやしなやかさがある
登場するのは、
20代で結婚、出産、別居、離婚、再婚、海外移住した人。
20代でキャリアをあきらめて夫の海外赴任についていき、40代後半で自分の夢を実現している人。
30代半ばで不妊治療をあきらめ、いまは子どものいない人たちの活動を手伝っている人。
20代で日本各地を転々としながらシェアハウスに住み、ライターの仕事をしていた人。
日本での痴漢や暴力にあい、自身の成長も考えてオランダに住んでいる人。
一見普通ではないような経歴の人もいるけれど、決まりきった枠の中でどう生きようかともがき、その都度都度悩みながら、自分の人生を決めてきて今に至っている人ばかり。
30代〜50代の「迷いながらも心地よい身の置き場所を探した人たちのこれまで」が心を打ちます。
ジェラシーくるみさんならではの「鋭くて温かい」考察つき
インタビュアーのジェラシーくるみさんは、シャープな語り口でありながら、本質を突いた思いやりのある名回答が、「自分に対して真剣に言われている気がした」「勇気づけられる」「背中を押された」「新しいことをやってみる気になった」と大人気のコラムニスト。
今回もそれぞれの人の人生を聞いたうえでの「Jealousy Kurumi’s Voice」という考察ページがついています。
さまざまな体験に耳を傾け、考察を読み進める中で、きっと読んだ人の心に「新たな生きるための気づき」が生まれることでしょう。
第2章には人気の恋愛・結婚・生き方エッセイをお届け
第2章はこれまでの著書『恋愛の方程式って東大入試よりムズイ』『そろそろいい歳というけれど』でも人気を集めてきた恋愛、結婚を中心にしたエッセイとなっています。
SNSで著者へ悩み相談として寄せられることの多いテーマが取り上げられています。インタビュー編とはまた違った、軽妙洒脱な答えをぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
著者プロフィール
ジェラシーくるみ
しがない会社員コラムニスト。女性向けのWebメディアGISELe WEB、yoiで好評連載中。著書に『恋愛の方程式って東大入試よりムズイ』『そろそろいい歳というけれど』(ともに主婦の友社)がある。X(旧Twitter)フォロワーは6.4万人。
書籍概要
タイトル:私たちのままならない幸せ
著者:ジェラシーくるみ
定価:1,540円
発売日:2024年3月18日
判型、ページ数:四六判、272ページ
ISBN:978-4-07-459320-0
出版社:主婦の友社