保育園や学校から子どもが毎週末持ち帰ってくる上履き。1週間であっという間に汚れてしまう上履きを、毎週洗うのが億劫なパパママも多いのではないでしょうか。本記事ではオキシクリーンを使った簡単な洗い方を、正しいコツとともに紹介します。2024年4月19日 更新
オキシクリーンを使って上履き洗いを簡単に!
アメリカ発の酸素系漂白剤、オキシクリーン。除菌・消臭・漂白までできる万能洗剤で、掃除のあらゆる場面で活用している方も多いと思います。
本記事では、注意事項を紹介しつつ、オキシクリーンを活用した上履きの正しい洗い方を実際に試して解説します。
保育園や学校から毎週末持ち帰り億劫になってしまう上履き洗いを簡単に済ませて、家事の負担を減らしましょう!
オキシクリーンに漬ける
40〜50℃のぬるま湯4リットルに対し、オキシクリーンを入れて(日本版なら1杯、アメリカ版ならライン2まで)よく溶かします。
オキシクリーンをよく溶かしたら、上履きをしっかりと漬けます。
漬けおき時間は20分。漬けすぎると素材が傷んでしまうおそれがあるので注意してくださいね。
漬けおきが完了!あとは軽くこすってゆすぐだけ
20分漬けてバケツから上履きを取り出すと、結構な汚れに驚き……!1週間でしっかり汚して帰ってくるので、目に見えて汚れが落ちているのが分かり嬉しいですね。
オキシクリーンに漬けるだけでも十分に汚れが取れますが、仕上げにブラシで軽くこするとさらにピカピカになりますよ。汚れが浮いているので簡単に落ちます。
漬ける前(左)と後(右)の比較
写真左側が漬ける前の上履き、右側が漬けてブラシでこすった後の上履きです。特にゴム部分がきれいになっていますね!全体的に満足な仕上がりです。
全面ゴム製の靴底を比較すると、その差は歴然。検証に使ったのは2学期間使い倒した上履きですが、新しくおろした上履きをこの方法で毎週洗えば新品同様を保てそうですね。
オキシクリーンで洗うときの注意点
注意点1. 密閉しない
オキシクリーン溶液は酸素系漂白剤で酸素を発生しているため、密閉してしまうと酸素の逃げ場がなくなり破裂する危険があります。袋の口を閉めたり、容器にフタを閉めたりして空気の逃げ道を塞がないでくださいね。
注意点2. 漬けおき時間は適切に
オキシクリーン公式サイトによると、推奨される漬けおき時間は20分。それ以上漬けると靴を痛めるおそれがあります。
ちなみに、何を隠そう筆者も数年前のネット情報で5,6時間漬けるべきだと思い込み続け失敗したひとりです……ゴムの部分が浮いてしまっているのが画像で伝わりますでしょうか。やはり信じるべきは公式情報ですね。
注意点3. 革製品はオキシ漬け禁止
本記事では上履きをきれいに洗う方法を紹介しましたが、革製品などの水で濡らせない素材はオキシ漬けできません。特にスエード素材は厳禁で、万が一濡らしてしまうと革がぬるぬるしたり、剥がれてしまったりすることがあるので注意が必要です。
スニーカーもものによって素材が大きく異なるので、必ず確認してからオキシクリーンが使えるかどうかの判断をしてくださいね。