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かえって汚れが広がる。「お風呂場」の“カビ汚れ”に「やってはいけない3つのこと」

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。お風呂場の厄介な汚れと言えば、「カビ」でしょう。放っておくと繁殖するため、見つけたらできるだけ早い措置が必要です。しかし、掃除方法を間違うと汚れが広がることも……。ここでは、お風呂場のカビ汚れに「やってはいけないNG掃除」についてご紹介します。

NG1.カビに向かってスプレーする

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スプレータイプのカビとり剤を使うとき、とりあえずカビに薬剤を吹きかけていませんか? じつはそれ、あまりおすすめできません。
直接スプレーをすると、その勢いでカビの胞子が空気中に舞ってしまいます。カビの胞子は種ですから、カビが広範囲に増えかねません。

薬剤を吹きかけるときは、乾いたカビの胞子がスプレーの勢いで舞い上がらないよう、はじめの1回だけキッチンペーパーにあてて薬剤を吹きかけましょう。そうすることで、カビの胞子が舞いにくくなりますよ。

NG2.ゴシゴシ拭き取る

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カビは根を深く張るため、ただ拭き取るだけでは完全に消滅しません。むしろ、表面のカビをゴシゴシ拭くと、カビの胞子が広がる場合があります。
特に、水拭きはNG。カビが好む水が合わさることで、より繁殖が促される可能性がありますので、絶対に避けましょう。

NG3.長めにつけおきする

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頑固な汚れを落とすために、つけ置き時間を長くするのは有効です。
しかし、長く放置しすぎると、素材そのものが傷んだり変色したりする恐れがあります。
カビ汚れが酷い場合は、20~30分のつけおきにとどめましょう。カビとり洗剤はカビの細胞・色素を分解する強力な塩素系クリーナーですので、軽いカビであれば数分おくだけで撃退できます。

ただしく掃除すればカビは怖くない

ほかの汚れと違い、胞子を持つカビは植物のように繁殖するため、掃除の際は注意が必要です。
しかし、ただしい方法でお手入れすれば大丈夫。適切に掃除をして、お風呂場のカビを根絶しましょう。

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