結々が手がける「植物のような漆器」
新作の木製プレート「RIN」が誕生
山中漆器とプリザーブドフラワーの商品開発を行う「アプラス」の、自社ブランド『結々—YUIYU(ゆいゆ)』。山中漆器とは、石川県加賀市の山中温泉地区で作られる漆器です。
このたび、結々が手がける「植物のような漆器」シリーズの新作として、木製プレート「RIN(りん)」が登場しました。“植物のよう”とはどんな漆器なのか、新作の魅力も合わせてご紹介します。
「植物のような漆器」とは?
山中漆器×フラワーデザイナーから誕生
「植物のような漆器」とは、450年もの歴史を持つ山中漆器と、フラワーデザイナーの視点を組み合わせて開発した、色や形を植物に近づけた漆器シリーズです。時とともに風合いを変えていく様は、まるで植物と暮らしているようです。
同シリーズの「蕾」は、2024年3月に行われた「令和5年度石川県優良観光土産品推奨審査会及び第37回コンクール」にて、石川県知事賞を受賞しました。
新作「RIN」は木製プレート
ろくろの街から生まれた花のような漆器
新作「RIN」は、全国一の木地ろくろ挽きの産地「山中」の職人技から生まれた、装飾性と使い心地を追求した木製プレートです。漆器ですが料理を選ばず、自然になじみ、持ちやすいなど普段の使いやすさにもこだわっています。
テーブルの景色が変わる
洋食器のような重ね使いを木製漆器でも体験できるように、大小でフリルの数を変え、影が美しく見えるデザインに仕立てています。色違いで重ねてみたり、季節に合わせて色を変えてみたり。装飾性の高い器なので、少ない小物でも雰囲気よく食卓が整います。
気楽に、漆器と暮らすために
使いやすさとして、持ち上げたときに指先がフィットするように、高台の内側にゆるやかな丸みを加えています。また段差をなくして斜めに磨き上げることで、洗いやすく。薄さと軽さにもこだわり、片付けもラクです。
日常的で特別だからギフトにも
特別感がありながら日常使いできる漆器のプレートは、“食卓に花を咲かせる”贈りものとしても喜ばれそうです。母の日や就職祝い、引っ越し祝い、還暦祝いなどのギフトにも選んではいかが?
植物のように変化していくオンリーワン
植物を育てるように、ゆっくりと色変わりを楽しむ
飴色の生漆は、時とともに少しずつ透明に近づき、下地の色がゆっくりと顔を出していきます。色の変化を楽しみながら、使うたびに愛着が湧いてくるはずです。
サステナブルに木を選ぶ
育った環境や削り出す場所によって表情が変わる天然木は、ひとつとして同じものがありません。だからこそ、木の表情を自然が生み出した個性として捉え、これまで規格外にしていた模様もそのまま残しています。