勢いで退職するのは危険　仕事を辞める前に確認したいこと3つ

「もう仕事辞めたい」と思ったら　勢いで退職する前に確認しておくべきことは…。

仕事を「もう辞めたい！」と思っても、その勢いのまま退職を決めるのは危険かもしれません。辞めてから後悔しても、なかなか同じ場所には戻れませんよね。

今回は、仕事を辞める前に確認しておきたいことを、fumumu取材班が聞いてきました。

「今の自分にどれくらいの市場価値があるのか、退職前に考えておいたほうが安心だと思います。同じ会社にいると、自分が別の会社で通用するのか判断できなくなるんですよね。
自分のスキルの棚卸しをして、そのスキルでどんな会社に転職できそうか事前に考えないと、退職してから後悔するかも。自分で考えることが難しいなら、転職エージェントなどに頼るのもありですよね。
すぐに転職しなくても、転職活動の中で自分のスキルを可視化できるかもしれないし。希望の会社に就職するためのスキルが足りないなら、今の会社で働きながらスキルアップしてもいいですしね」（20代・女性）

「私も過去に衝動的に退職しようとしたけど、周りのアドバイスで考え直しました。仕事も楽しいわけじゃないし、別の仕事がしてみたいな〜というぼんやりした気持ちで辞めようとしたんですよね。
そうしたら、友達から『そこまで福利厚生しっかりしているところないと思うよ』『残業ゼロの会社って本当に少ないよ』と、今の会社にいるメリットをいろいろ教えてもらえて。
待遇のよさって、つい慣れてしまうんでしょうね。あのとき考えなしに退職せずによかった…としみじみ感じています。信頼できる人に相談してみて、今の会社の評価を聞いてみるのもいいんじゃないでしょうか」（20代・女性）

「どうして会社を辞めたいのか、辞める前に考えたほうがいいですよ。私は勢いで辞めて後悔したので…。そもそも私は会社に不満があったわけではなくて、働くのがイヤなだけだったんですよね（笑）
どこの会社で働いてもストレスはあるから、だったら自分のペースで働ける前の会社に居続けたらよかった…と後悔しています。辞めたい理由はなにか、そして辞めることで自分の不満は解消できるのか。
しっかり考えてから動くべきだと思います。辞めてから戻りたいと思っても、そう簡単にはいかないでしょうから」（20代・女性）

過度な残業やパワハラなど、心身の健康を損ねる可能性があるのなら、スパッと退職するのも自分を守るひとつの方法です。

退職・転職を決めることは簡単ではありませんが、後悔しない選択のためには、最後は自分の心と向き合うしかないのかもしれませんね。