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30代・40代・50代の住宅購入リアル。頭金や借入金額、住宅購入金額は?|ARUHI『住宅購入者調査』

節約・マネー

住宅購入を検討しているのであれば、早く決断するほど長期にわたる住宅ローンを組みやすくなります。その一方で、まとまった頭金を貯めてから購入したいという人もいるでしょう。住宅購入時の年齢により、事前に準備できる資金や住宅ローンの借入金額などが変わってきます。
住宅購入者のメイン層である30代・40代・50代の人々はそれぞれ、どのような資金計画のもとで住宅を購入したのでしょうか。ARUHIマガジンが実施した『住宅購入者調査』の結果から見ていきましょう。

30代は4割越えと、若い世代ほど資金援助を受ける人が多い傾向

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ARUHI『住宅購入者調査』調査結果より (n=全体600、30代246、40代180、50代106)

過去1年以内に住宅を購入した人に、住宅購入時に資金援助があったかと問うと、30代の40.7%、40代の38.3%、50代の25.5%が「資金援助があった」と回答。若い世代ほど資金援助を受けた人の割合が高いことが分かりました。
資金援助があった人は、どれくらいの金額を援助してもらったのか、年代別に金額を調査したところ、30代が197.0万円、40代が225.4万円、50代が227.3万円と、年代が上がるごとに資金援助額はやや増加傾向にあることが分かります。

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30代・40代は住宅購入予算をややオーバーして購入する傾向?

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ARUHI『住宅購入者調査』調査結果より (n=全体600、30代246、40代180、50代106)

住宅購入予算と実際の購入金額はそれぞれいくらだったのか年代別に見ると、30代の住宅購入予算は平均4,985.1万円(中央値3,500万円)、実際の住宅購入金額は平均6,309.4万円(中央値3,700万円)、40代の住宅購入予算は平均5,483.1万円(中央値3,500万円)、実際の住宅購入金額は平均6,442.4万円(中央値3,850万円)、50代の住宅購入予算は平均4,382.6万円(中央値4,000万円)、実際の住宅購入金額は平均4,489.2万円(中央値4,000万円)でした。30代・40代は住宅購入予算よりも実際の購入金額が高いのに対し、50代は予算に近い金額で購入している人が多いことが分かります。

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50代は頭金を多く、借入金額は少なめの傾向

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ARUHI『住宅購入者調査』調査結果より (n=全体600、30代246、40代180、50代106)

住宅購入時の頭金や住宅ローンの借入金額を年代別に調査したところ、頭金は30代が平均1,492.9万円(中央値が300万円)、40代が平均1,774.8万円(中央値が550万円)、50代が平均1,673.9万円(中央値が1,000万円)と、平均値・中央値いずれも年代が上がるごとに増加傾向に。借入金額は30代が平均5,299.0万円(中央値が3,100万円)、40代が平均4,331.4万円(中央値が3,000万円)、50代が平均3,827.7万円(中央値が2,800万円)と、年代が上がるごとに減少傾向であることが分かります。
50代から住宅ローンを利用する場合、役職定年や定年退職を見据え、将来の収入減を想定した返済計画を立てる必要があるため、頭金を多めに、借入金額は少なめに設定していると考えられます。

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まとめ

住宅購入を決断した年齢により、年収や貯蓄金額、そして住宅ローンの返済計画も変わってきます。どのタイミングで購入すべきか迷っている人も多いと思いますが、個々の状況に合わせて資金計画を立てることが大切です。
住宅ローンを取り扱う金融機関に相談すれば、年齢や家族構成、勤務状況などに合わせた、おすすめの住宅ローンのタイプや商品、金利引き下げ制度などのアドバイスを受けることができます。まずは一度、最寄りの店舗で相談をしてみてはいかがでしょうか。

【調査概要】
調査地域:全国
調査対象:過去1年以内に住宅ローンを組んで住宅購入をした25~60歳の男女(自身または配偶者が住宅購入をした人。親やその他の親族が購入した人は除く)
調査期間:2023年12月19日~21日
有効回答数:600サンプル
調査手法:クロス・マーケティングモニターへのインターネット定量調査
調査機関:株式会社クロス・マーケティング

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