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30代の住宅購入事情。約4割が頭金100万円未満で住宅を購入? 住宅購入金額や借入金額は?|ARUHI『住宅購入に関する調査2024』

節約・マネー

住宅ローンは、返済期間を最長35年とするケースが一般的です。定年退職前に住宅ローンを完済したいと考えれば、30代のうちに住宅を購入したいと考える人が多いのではないでしょうか。結婚や出産といった人生の節目を迎える人が多い年代でもある30代に住宅を購入した人や住宅購入を検討している人は、どのような住宅を購入し、住宅ローンの頭金や住宅購入金額、借入金額はどの程度に設定をしているのでしょうか。ARUHIマガジン『住宅購入に関する調査2024』結果を見ていきましょう。

30代の世帯では戸建てが人気?

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ARUHI『住宅購入に関する調査2024』調査結果より

まず、持ち家の人を対象として30代の世帯がどのような住宅に住んでいるのか物件種別で見ると「中古住宅」が最多で41.7%(全体平均37.8%)、次いで「注文住宅」が22.6%(同19.4%)、「建売住宅」が17.4%(同14.4%)、「中古マンション」が13.9%(同20.9%)、「新築マンション」が4.3%(同7.4%)でした。物件種別を問わず戸建てを選択している人が全体平均と比べて多く、8割以上の30代が戸建てを選択しています。

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ARUHI『住宅購入に関する調査2024』調査結果より

30代の世帯の住宅購入金額は平均で3,504万8,000円(中央値3,250万円)、うち借入金額は平均で2,124万4,000円(中央値2,000万円)、住宅ローンの毎月返済額は平均11.0万円(中央値10.0万円)、住宅ローンの返済期間は平均値で28.6年(中央値35年)でした。

2023年調査時の住宅購入金額は平均3,590万6,000円で、やや減少傾向に。一方、借入金額は2023年時の1,776万円から大幅に増加となりました。返済期間は、2023年の平均28.3年からほぼ横ばいとなっています。

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ARUHI『住宅購入に関する調査2024』調査結果より

30代の住宅購入者と住宅購入検討者に「頭金」をどのくらい用意したか(用意しているか)、過去4年間の調査結果と比較すると「頭金なし」が、2021年時の18.5%から2022年の調査には17.2%とやや減少していたものの、2023年には23.3%まで増加。2024年は22.8%と、ほぼ横這いの結果に。「2,000万円以上」と回答した人は、2021年時が6.2%、2022年が7.7%、2023年には12.0%と年々増加傾向でしたが、2024年は6.8%と減少しています。頭金が100万円未満の人が39.5%と4割近くを占め、300万円未満の人は6割を超えていることから、頭金は最低限の金額で住宅を購入する30代が多いことが分かります。

30代の住宅購入者と住宅購入検討者が準備した(する予定の)物件価格に対する「頭金」の割合を問うと、「20~30%未満」が最多で19.2%、次いで「5~10%未満」が16.0%、「10~20%未満」「30~40%未満」がともに15.2%という結果に。「5%未満」の8.8%の人も含めた頭金1割未満の人が約4分の1、2割未満の人が4割を占める結果となりました。

まとめ

結婚や出産など人生の一大イベントを迎えることが多い30代の住宅購入は、住宅購入以外の出費が多く、子どもの教育費用なども見据えた資金計画を立てる必要があります。今回の調査結果では頭金が100万円未満の人が4割近くを占めており、頭金を抑えて手元にお金を残しながら住宅を購入する30代が多い様子がうかがえます。「頭金を多く入れなくても無理なく返済できるのか」「どの程度の金額なら借り入れをしても問題がないか」など悩んでいる人は、住宅ローンを取り扱う金融機関などお金のプロに相談をしてみてはいかがでしょうか。

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【調査概要】
調査地域:全国
調査対象:住宅購入経験者(直近1年以内)・検討者(直近3年以内)の25~69歳の男女
調査期間:2024年3月15日~3月16日
有効回答数:600サンプル
調査手法:クロス・マーケティングモニターへのインターネット定量調査
調査機関:株式会社クロス・マーケティング
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります

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