2024年も早いもので、もう折り返し地点に来ようとしています。この上半期、あなたの運勢はどのようなものでしたか。もし今ひとつだったとしても大丈夫。下半期に大きな幸運を掴むべく、準備をしておけばいいのです。そこで今回は、「今やっておくべき開運行動」をご紹介します。
4回めぐる「天赦日」に向けて節目事の準備を
2024年下半期は、暦で見ると7月29日、8月12日、10月11日、12月26日の4回「天赦日」がやってくるありがたい時期。天赦日とはその名の通り、天があらゆる罪を赦し障害を取り除いてくれる日のこと。何かをスタートさせたり、結婚や独立開業など節目となる物事への取り組み、金運にあやかり宝くじの購入などゲン担ぎにも適したタイミングだと言えます。
ただ、この日にめがけてしっかり準備をしておかなければ運気は半減。この貴重な4日を見据えて、今から準備をしておくと良いでしょう。
夏までに目標を決め、秋までに活かし方を考えておく
2024年は十干・陰陽五行という暦の見方でみると、6月が庚(かのえ)、7月が辛(かのと)で金を意味する時期、8月が壬(みずのえ)、9月が癸(みずのと)で水を意味する時期。金期は行動した分だけ結果に結びつきやすいタイミングなので、何を成し遂げたいかを今設定しておくと良いでしょう。
そして、水期は金期で得たものが循環し始めるシーズンに。今のうちに知恵を絞って活かし方を考えておくと吉。そうすれば、実りの時期である10月、11月の木期に嬉しいギフトがやってくるでしょう。
コミュニケーションスキルを磨いて波に乗る
西洋占星術によると、2024年5月26日から幸運の星・木星がふたご座に入り、これから1年間かけて運行していきます。木星が滞在する星座の持つ性質は拡大するとされるため、ふたご座のつかさどるコミュニケーションスキルに磨きをかけておくと良いでしょう。
たとえば、自分の伝えたいことをまとめて短い時間で伝えられるように意識してみたり、相手の話に耳を傾けて相づちを打つようにするだけでもOKです。聞くことと話すことのバランスを考えておけば、好感度アップも間違いないでしょう。
ポジティブな願望設定を
2024年下半期は西洋占星術でみると、これまで逆行(天体が通常の運行と逆向きに見える現象)していた惑星が順行に戻っていきます。逆行している時期は、物事が停滞したり上手く生きにくく重たいムードになりがちですが、順行に入るとスムーズに進み明るい雰囲気になっていくとされます。
特に、11月15日に試練の星・土星と12月8日にイメージの星・海王星がうお座で順行に戻ると、ネガティブな世間の空気感がポジティブなものへと変わるでしょう。このときまでに、あなたの叶えたい夢を明確にしておくことをおすすめします。そうすれば、途中で諦めることなく達成へと向かっていけるはずです。
おわりに
2024年下半期は、西洋占星術で見ると、何となく重苦しいと感じていた社会の動きが明るいものへと変わっていくと言えます。また、十干・陰陽五行で見ると、しっかり準備をして確実に行動に移す人に恵みがもたらされる予感が。星と暦の運の波に乗り、2024年の終わりには「良い一年だった」と思えるように、今アクションを起こしてみてはいかがでしょう。
脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター
株式会社ヒューマン・ライフ出版代表取締役社長、企業占術鑑定士、大学講師、秀心寺住職。全面監修・執筆をしたオーダーメードダイアリー『まむすび手帳』は予約受け付け中。
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