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CICAやレチノールに続く、2024年注目の美容成分は?美容家が注目する成分とアイテム4つ。

美容
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近年「CICA」「レチノール」といった美容成分が注目されるようになり、化粧品を買うときも成分表を見て購入する人が増えた印象があります。

今回は、エイジング美容研究家の筆者が2024年に注目している美容成分と、それらが配合されたおすすめの化粧品を紹介します。

近年のトレンドは?2024年注目の美容成分をピックアップ

近年日本のスキンケアのトレンドは、美容医療に使用される成分や身近な肌悩みにアプローチできる成分が注目されています。

そのような中、筆者が2024年注目している成分は、「アゼライン酸」「グルタチオン」「PDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)」「iPS細胞培養上清液」です。

どんな効果が期待できるのか?おすすめの化粧品も紹介

1、アゼライン酸

アゼライン酸は、海外ではニキビや酒さ(顔にできる赤みやほてりなどが出現する慢性的な皮膚疾患)の治療薬として使われている成分。日本では医薬品の認可は下りていないものの、近年美容成分として注目されています。

アゼライン酸にはニキビの予防・改善効果、皮脂分泌を抑制する効果などがあり、メラニンの生成を抑制する効果から肝斑へのアプローチも期待できます。

このほか、毛穴ケアや肌荒れケアなども叶う非常に魅力的な成分ですが、皮脂分泌を抑制する効果が強く、濃度が高いと刺激を感じる可能性があるので、乾燥肌や敏感肌の方は注意が必要です。

試したい場合には濃度が低いものから試す、肌の調子の良いときに試す、夏場のみTゾーンに部分使いするなど肌タイプに合った使い方を模索してみてください。

「マキアレイベル ディーププラスAZ」(30g/5612円)は、アゼライン酸を11%配合した美容液。医療機関専売品は濃度が15?20%程度といわれているので、アゼライン酸初心者にも使いやすい商品です。

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低刺激で、肌荒れ防止成分のグリチルリチン酸2Kも配合されているので、肌がゆらぎやすい季節の変わり目などにもピッタリです。

2、グルタチオン

"白玉点滴"でもおなじみのグルタチオンは、強力な抗酸化作用を持つエイジングケア成分。メラニンの生成を抑制する作用や黒いメラニン色素を薄くする作用があるので、トーンアップ効果や色ムラを軽減する効果なども期待できます。

グルタチオンの効果を堪能したいなら、高濃度のものを取り入れるのがおすすめです。

韓国のスキンケアブランドであるパーセルの「パーセル フレキシブル リポG フェイスセラム」(30mL/5610円)は、2024年5月22日に発売されたばかりの新製品。

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水に溶けやすく安定性が低いグルタチオンを独自技術で変形リポソーム化し、高純度・高濃度で角層深くまでしっかり届けます。グルタチオンが高濃度配合されているので硫黄のような独特の香りがしますが、少し時間が経つとそれほど気になりません。

アルブチンやナイアシンアミドも配合されていてグルタチオンの働きを後押しし、透明感あふれる肌へと導きます。

3、PDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)

サーモン注射の主成分としておなじみのPDRNも、トレンドの美容成分のひとつ。肌のバリア機能を高める効果があり、肌のハリ・弾力を高める効果や色ムラを軽減する効果などが期待できます。

サーモン由来のPDRNが多い中、ミルクタッチ「PDRN デイリー スペシャルマスク」(30枚入り/2970円)は、肌への吸収率が高いといわれる高麗人参由来のPDRNを配合。

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さらに、肌のタンパク質と構成が似ているペプチドを13種類も配合し、うるおいとツヤに満ちた、弾むようなハリ肌へと導きます。

4、iPS細胞培養上清液

"iPS細胞と"いうと医療の分野で活用されているイメージが強いのですが、細胞を培養するときに作られる上澄み液のiPS細胞培養上清液は、化粧品に活用されている美容成分です。

iPS細胞培養上清液には、大量の成長因子やサイトカインなどが含まれています。サイトカインには新しい細胞を作る、傷を修復する、炎症をコントロールするなどの作用があることから、美容成分としては肌のターンオーバーをサポート、肌荒れケア、エイジングケアといった効果が期待できます。

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