2泊3日の熊野三山を巡る“よみがえりの旅”で見つけた御朱印やお土産をご紹介。2024年は世界遺産登録20周年を迎えた記念すべき年。それぞれの社寺からは今年しか手に入らない特別御朱印や御朱印帳が頒布される。足を運んでこそ味わえる美味しい和菓子や現地のローカルフードも味わいながら、熊野詣をさらに楽しみませんか。
「熊野本宮大社」の八咫烏(やたがらす)を描いた御朱印帳
「熊野本宮大社」で頂ける御朱印帳(1,500円)。通年頒布されるこちらは、黒地の表紙に同大社の象徴で導きの力を持つ3本足の霊鳥・八咫烏(やたがらす)を金糸で描いたシックで力強く、とにかく渋くてかっこいいデザイン。まずはこの御朱印を手に入れて、熊野三山を巡りましょう。
“葉書”の語源となった多羅葉(たらよう)の葉っぱで旅の便りを投函
こちらの記事でも紹介した八咫烏(ヤタガラス)ポストの傍にそびえ立つ多羅葉(たらよう)樹。葉の裏に針や枝に経文や手紙を書いたとされ“葉書”の語源となった樹木。境内にある落ち葉に切手を貼って投函することもできるんだとか。旅先から大切な人に手紙を送ってみては。
世界遺産登録20周年を記念した“限定御朱印紙”
いずれも世界遺産登録20周年を記念した限定御朱印紙。左は熊野速玉神社特別記念朱印紙(1,000円)、右は那智御瀧特別記念朱印紙(1,000円)。いずれも切り絵仕様になっており、とにかく精巧で美しい。周年期間は1年間通じて頒布されているとのこと。お早めに。
八咫烏(ヤタガラス)のお守り
神武天皇を大和(現在の奈良県)橿原まで導いたという故事から導きの力を持った神の使いとして信仰を集めてきた八咫烏(やたがらす)を描いた八咫烏牛王扇(1,000円)。仰ぐことで邪気を払ってくれそうです。
参拝してから頂く『珍重庵』の熊野もうで餅
熊野の持つあたたかさ重厚さをイメージした熊野名物“熊野もうで餅”。つきたてのお餅であんを包み玄米粉をかけた素朴な風味がなんとも美味。現地でしか買うことが出来ないもうで餅。参拝した後に頂きましょう。
熊野もうで餅 ※5個入り ¥680
【茶房 珍重庵 本宮店】
add:和歌山県田辺市本宮町本宮195-3(熊野本宮大社前 瑞鳳殿内)
tel:0735-42-1648
open:9:00-16:00 水休
博物学者・南方熊楠に思いを馳せて『cafe alma』の熊楠コッフィ
和歌山が産んだ博物学者・南方熊楠が嗜んだとされるコーヒーからインスパイアされたドリップコーヒーパック。南方熊楠の活動にちなんだ5種類の絵柄からイメージしてブレンドしたコーヒーの味わいが楽しめる。コーヒー好きの家族や友人への和歌山土産にいかが?
熊楠コッフィ 各¥200
【cafe alma】
add:和歌山県田辺市本宮町本宮195-3(熊野本宮大社前 瑞鳳殿内)
tel:080-9508-1125
open:10:00-16:00 火休
御当地クラフトビール『伊勢角屋麦酒』の熊野古道麥酒
世界遺産「熊野古道」にちなんで醸造された御当地クラフトビール。優しい柑橘系のホップの香りと軽いカラメル香のあるモルト風味でコクがあるのに苦味が少ない穏やかな味わい。クセが強すぎないのでクラフトビールを飲み慣れていない人にも楽しみやすい。
ビール ※350ml ¥349/熊野古道麥酒