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今しか味わえない限定品もお月見しながら食べたい!名店の和菓子8選

1年で最も月が美しく見えるとされる「中秋の名月」。中秋とは旧暦の8月15日を指し、2024年は9月17日(火)がその日にあたります。ここでは、秋の訪れを感じつつ、大切な人とお月見をしながらゆっくりと味わいたくなる和菓子をご紹介。全国の名店から、うさぎや月がモチーフになった可愛らしく風情のあるお菓子を集めました。

うさぎと共に、秋の豊かな実りを表した「お干菓子詰合せ お月見」

photo:京菓匠 鶴屋吉信
photo:京菓匠 鶴屋吉信

真ん丸の満月が、真っ白なうさぎや桔梗の花などを照らし出しているかのよう。このお菓子は、京都で1803(享和3)年に創業した「京菓匠 鶴屋吉信(つるやよしのぶ)」の「お干菓子詰合せ お月見」です。
月は、砂糖と寒梅粉を捏ねて作られる生砂糖(きざと・きざとう)、うさぎと枝豆は落雁、桔梗は琥珀糖でできています。実りの秋を感じながら、さまざまな食感や味わいを楽しめるうれしい詰合せです。

京菓匠 鶴屋吉信
お干菓子詰合せ お月見
1,620円(税込)
※9月中旬までの販売予定

夏の手土産やギフトに。「鶴屋吉信」の涼しげな色合いの和菓子特集夏の手土産やギフトに。「鶴屋吉信」の涼しげな色合いの和菓子特集お盆休みの時期が近づき、ご家族やご友人への手土産やギフトをお探しの方も多いのではないでしょうか?全国各地に店舗を構える京... https://sheage.jp/article/75775

代表銘菓をお月見限定のうさぎ型にした「季節の薄氷 月うさぎ」

photo:薄氷本舗 五郎丸屋
photo:薄氷本舗 五郎丸屋

半円に耳と目が描かれただけでもうさぎだと瞬時にわかる、かわいらしいお菓子。260年を超える歴史をもつ、富山の和菓子店「薄氷本舗(うすごおりほんぽ) 五郎丸屋」の代表銘菓「薄氷」をうさぎの形にしたものです。
薄氷は、真冬の田んぼに張る薄い氷を表現した干菓子。富山県特産の新大正米を使用し、三盆糖で甘味がつけられた煎餅です。定番はシンプルな四角形や台形をしていますが、四季折々の自然や風習をかたどった季節の薄氷も登場。このうさぎの形に出合えるのは、中秋の名月の時期限定です。

薄氷本舗 五郎丸屋
季節の薄氷「月うさぎ」
10枚入り 1.404円(税込)
20枚入り 2,808円(税込)

みずみずしく涼やか。夏のギフトにも喜ばれる、名店の美しい透明和菓子6選みずみずしく涼やか。夏のギフトにも喜ばれる、名店の美しい透明和菓子6選連日暑さが身にこたえる猛暑の夏も、涼しげな見た目やさっぱりとした味わいの和菓子で気分一新、リフレッシュしませんか。今回は... https://sheage.jp/article/108287

お月見団子を待ちわびて。物語のワンシーンのような「冨貴寄 月うさぎ」

photo:銀座 菊廼舎
photo:銀座 菊廼舎

白やピンク色のうさぎと、赤や黄色の紅葉などを模した小粒の干菓子が、ぎゅっと詰まった缶。1890(明治23)年より東京・銀座で続く「銀座 菊廼舎(きくのや)」が、風で吹き寄せられた木の実や葉を表現する「冨貴寄(ふきよせ)」のお月見時期の限定品「月うさぎ」です。
月のうさぎがお団子作りをするのを、ほかのうさぎたちが「まだかなまだかな」と心待ちにしている様子を表したという物語を感じる一品。色とりどりの金平糖や落雁、豆菓子なども彩りが豊かで、蓋を開けるたびに心が浮き立ちます。

銀座 菊廼舎
冨貴寄 月うさぎ
2,160円(税込)

内祝いや目上の方への贈り物におすすめ。彩り華やかで目に楽しい「銀座 菊廼舎」のふきよせ内祝いや目上の方への贈り物におすすめ。彩り華やかで目に楽しい「銀座 菊廼舎」のふきよせ縁起ものや季節のモチーフをかたどった色とりどりのお菓子が、缶の中にぎゅっと詰まった「銀座 菊廼舎(きくのや)」の冨貴寄(... https://sheage.jp/article/90417

満月に向かい跳ねるうさぎたちが浮かび上がる「創作羊羹 観月の宴」

photo:京菓子司 俵屋吉富
photo:京菓子司 俵屋吉富

満月に向かって跳ねるうさぎたちの姿が描き出された羊羹。1745(延享2)年に京都で雑穀商として始まり、10年後から京菓子業を営むようになった「京菓子司 俵屋吉富(たわらやよしとみ)」の創作羊羹「観月の宴」です。
小豆の練羊羹に重ねた透明の錦玉羹のなかに、道明寺羹で作られた月やうさぎが浮かび上がっています。口に運ぶ前に、さまざまな角度からじっくりと眺めたくなる繊細なお菓子です。

京菓子司 俵屋吉富
創作羊羹「観月の宴」
1,296円(税込)
※9月17日(火)頃までの季節限定品

満月・植物・うさぎを一口サイズのボンボンにした「名月うさぎ」

photo:京菓子司 俵屋吉富
photo:京菓子司 俵屋吉富

俵屋吉富からもうひとつ。ぷっくりとした透明感のあるうさぎや、雲と一緒に浮かぶ月、その下で揺れる秋の植物を表したお菓子です。糖蜜を閉じ込めた砂糖菓子「ボンボン」の限定品。
まるでおはじきやビー玉をも思わせる質感がどこか懐かしく、お子さんから年配の方まで手を伸ばしてくれそう。「食べるのがもったいない」と言いながらみんなで味わう時間はきっと楽しいものに。

京菓子司 俵屋吉富
名月うさぎ
1,080円(税込)
※9月17日(火)頃までの季節限定品

ふわふわの食感で月の穏やかな光を表現した「月あかり」

photo:本まつばや
photo:本まつばや

淡い黄色と表面の凹凸が、なんだか月の欠片のよう。1927(昭和2)年、見本箱にお菓子を入れて街を回り、注文を受けるかたちで始まった大阪の和菓子店「本まつばや」の代表銘菓「月あかり」です。
新鮮な平飼い卵の黄味と上質な寒天に、香り高い柚子を練り込んだ半生菓子。干菓子とマシュマロを合わせたようにふんわりとしていて、口に含むと溶けるようになくなっていくのだそう。その儚い食感にも月の柔らかな光を感じるような、風情のあるお菓子です。

本まつばや
代表銘菓 月あかり
648円(税込)

更科の山々にかかる美しい月の光景を表した「新更科」

photo:とらや
photo:とらや

秋の夜に見上げた、満月が浮かぶ空と山並みを切り取ったかのような羊羹。室町時代後期創業の「とらや」によるお月見時期の限定品「新更科」です。
更科(更級)は、現在の長野県北部にあたる信濃国にあり、その地から見られる月は、名月として歌にもよく詠まれていました。それを表現した、日本を代表する老舗和菓子店ならではの奥ゆかしさを感じられる一品です。

とらや
新更科
中形サイズ 2,160円(税込)
竹皮サイズ 4,320円(税込)
※販売期間 10月中旬までを予定

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