SNSでよく聞く「盛り耐性なし」という表現。「濃いメイクが苦手」「アイメイクがちぐはぐ」とお悩みの方が、ご自身のことをそのように表現している模様です。そこで今回は、盛り耐性のあり・なしについて悩む方向けのお役立ち情報をお届けします。
あなたの顔タイプは盛り耐性なし?「盛り耐性」を解説!
「盛り耐性」とは、濃いメイクをする(=盛る作業をする)ことが似合いやすいか、似合いにくいか(=耐性があるか)を表現したネットスラングです。
マスカラ・アイライン・まつ毛など、手をかけて色を重ねるほど華やかになるタイプの方を「盛り耐性あり」、逆に濃いメイクでお顔の印象がちぐはぐになるタイプの方を「盛り耐性なし」と表現している模様。
そもそも、こういった現象はなぜ起こるのでしょう? 今回は話題の「盛り耐性」について、解説します。
SNSで話題の「盛り耐性」って何?
「がっつりアイメイクで目をくっきり!」といったオシャレの定石のような華やかメイクを参考にしたいと思っても、なぜか逆の印象になってしまう方がいらっしゃいます。
何が似合うのか分からず、人に相談すると「メイクしなくても可愛いって言いたいの?」と誤解されたり、頑張ってメイクをしても「薄い方が似合うんじゃない?」と言われたり。
すっかり美容迷子になってしまい、「わたし“盛り”への耐性が無いんだけど…」とSNSでお悩みの情報交換をしていることで話題になったのが「盛り耐性」という概念。
これは、美人かどうかを判定する言葉ではなく、お顔立ちの個性を主観的にあらわす言葉です。詳しくご紹介していきましょう。
「盛り耐性なし」の特徴(顔タイプなど)
「盛り耐性なし」と聞くとネガティブな印象に感じますが、実際にはそんなことはありません。
華やかできらびやかなメイクが似合う「盛り耐性あり」の方に対し、シンプルで可憐なメイクが似合うのが「盛り耐性なし」の方なのです!
■盛り耐性なしさんの特徴
「盛り耐性がない」と感じられている方は、普通に盛ろうとしても逆効果になりがちで、むしろどこか引き算したほうがオシャレになるのが特徴です。
【パーツの印象が薄く、引き算メイクが合いやすい方】
・白目の面積が狭い
・一重or奥二重or末広二重
・蒙古襞がありイノセントな目元
・もともと清楚な印象がある
【目元がクリっとしており、盛りが過剰になりやすい方】
・目と眉が近くまぶたの面積が狭い
・二重幅狭め
・丸みがあってクリっとした目元
・もともとチャーミングな印象がある
■どんな顔タイプに多い?
「盛り=濃いメイク」と仮定して、“海外セレブのように華やかで彫りの深い印象をつくるメイク”を想像してみましょう。
必ずしも顔タイプの基準にすべて当てはまる訳ではありませんが、顔タイプ「フレッシュ」さん「キュート」さんのなかに、苦手とする方が多くいらっしゃるようです。
フレッシュさんは、直線と曲線がミックスされたお顔のパーツをお持ちで、かつ目元の印象が控えめで爽やか。本来の清楚な印象を活かしたメイクの方が似合いやすいとされています。
キュートさんは、曲線的なパーツをお持ちでチャーミングな目元が印象的。目元がすでに盛れていることから、過剰なアイメイクが元来の印象とのちぐはぐさを出してしまう場合があるのです。
■似合わないメイク・似合うメイクの特徴
盛り耐性がないとお悩みの方は、比較的お顔の立体感がひかえめで爽やか、もしくは愛らしい目元の方が多くいらっしゃいます。
コントラストのハッキリとした色で骨格の彫りを深く強調するようなメイクや、ゴージャスさのあるメイクを苦手に感じやすいため、素材の良さを活かすメイクがおすすめです。