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売れているのはコレ!「秋田県アンテナショップ」人気ランキング

“東京交通会館の1階に、秋田があります”と、なんともステキなキャッチフレーズをうたう「秋田ふるさと館」は、東京にいながら秋田県の魅力をたっぷりと堪能できるアンテナショップ。秋田県は冬が寒いからこそ、心と体がほっこり温まるグルメが数多くそろっています。今回は、この季節に楽しんでほしい人気の品々を紹介します。

東京交通会館内で最初に開店したアンテナショップ/秋田ふるさと館

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JR有楽町駅前にある東京交通会館は、数多くのアンテナショップが軒を連ねる“アンテナショップのメッカ”として知られています。その中でも最も古く、平成9(1997)年に同ビル最初のアンテナショップとしてオープンしたのが「秋田ふるさと館」です。
「実は、うちが館内最古のアンテナショップということはあまり知られていないんです。それも秋田らしいなと思います。秋田って“知られていないだけで実は良いものがいっぱいある”んですよ」とお話ししてくれたのは、能代市出身の店長・髙山英樹さん。

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“良いもの”はオープン以降もどんどん増えており、いまも新商品が続々と入荷中。
「秋田は海手、山手、北部、南部など、各地で特色ががらりと異なるんです。昔から愛されていきた郷土食もあるし、新進気鋭のお店のオススメ商品もあります。ここに来れば、秋田の魅力に存分に触れていただけると思います」(髙山さん、以下同)
それでは、売上げランキングをご紹介しましょう。

【7位】素朴だからこそ美味しさが際立つ郷土菓子/もちもち三角バター餅

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テレビで紹介されてから瞬く間に人気に火がついたのが、7位にランクインした「もちもち三角バター餅」(600円/みうら庵)。バターがたっぷり練り込まれているため冷蔵庫に入れても固くならず、ずっともちもちしっとり食感が続きます。
「カロリーも糖分も摂取できるので、元はマタギの非常食として活用されていたそうです。みうら庵さんのバター餅は、添加物不使用で丁寧に作られていて、食感も上品。県内外にファンが多いんです」

【6位】人気の高級稲庭うどんをリーズナブルにゲット/稲庭干温飩 KT-05

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秋田といえば「稲庭うどん」。県民に親しまれているグルメですが、贈答用に活用されることも多いそう。自宅用には端の部分がたっぷり入ったおトクな「稲庭干温飩 KT-05」(648円/佐藤養助商店)を購入する人も多いのだとか。
「切れ端といえども、味はピカイチです。中には『贈答用より麺が短くて食べやすい』と、こちらを好む方もいらっしゃいます。形が不ぞろいな分、手作りの風味を一層感じられる点も魅力です」

【5位】お酒のおつまみにも、ごはんのお供にもなる代表的郷土食/いぶりがっこ

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稲庭うどんと同じぐらい有名な秋田グルメといえば「いぶりがっこ」。店内には、まるごと一本やスライスされた個包装など、30~40種類ものいぶりがっこがラインナップされています。中でも売れているのが、雄勝野きむらやの「いぶりがっこ」(590円/雄勝野きむらや)。素朴で自然な風味が魅力です。
「漬け込みの最盛期は11月前後なので、冬のラインナップが一番豊富です。長期間保存できるよう燻製乾燥した『いぶりがっこ』は、秋田の厳寒を乗り切るための心強い味方。唯一無二の味わいで、県外の方からも愛される鉄板商品です」

【4位】ビジュアルもネーミングも秀逸な人気の新銘菓/なまはげのおくりもの

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4位にラインクインしたのは、軽やかなサクサク食感とキュートなビジュアルで人気を博しているお米のサブレ「なまはげのおくりもの」(134円/お菓子のにこり)。表はなまはげのお面をかたどった最中種、裏は大潟村産米粉を使用したお米のサブレとなっています。このビジュアル、思わず手に取らずにはいられません!
「お土産にピッタリですよね。実は秋田出身の人気アーティストさんがオススメしたことで知名度が一気に上がって、県内ではなかなか手に入らないほど人気が爆発しているんです。見かけたらぜひゲットしてくださいね」

【3位】ふわふわのスポンジ生地にバナナとホイップクリームがたっぷり!/バナナボート

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「バナナボート」(235円/たけや製パン)は、秋田県民から愛されるソウルフード。バナナとホイップクリームが入った菓子パンで、秋田県のスーパーなどでも取り扱っているという県民にとってはなじみ深い一品です。
「たけや製パンさんのパンを食べて育った秋田県民はたくさんいて、中には『DNAに組み込まれている』と言う方もいらっしゃいます(笑)。ふわふわのスポンジ生地でバナナとホイップクリームを包んだ一品はシンプルだからこそ味わい深く、長年愛されているのだと思います」

【2位】手軽なのに本格的な味わい! 食べ応えも◎/きりたんぽカップスープ 比内地鶏醤油味

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2位にランクインしたのは「きりたんぽカップスープ 比内地鶏醤油味」(594円/ツバサ)。秋田の郷土食の代表格である「きりたんぽ」を比内地鶏醤油味のつゆで楽しめるカップスープは、手軽なのに本格的な味わい。はるさめも入っているので、食べ応えもあります。
「王道の比内地鶏醤油味だけでなく、海鮮ブイヤベース味やピリ辛チゲ味、人気ラーメン店が監修したもの、おしるこ味など、味のバリエーションが豊富なんです。つぶあん仕立てのおしるこ味はぜひ一度ご賞味いただきたい一品です」

【1位】ごまの風味ともっちり食感がたまらない和菓子/まちこ姉さんのごま餅

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堂々の1位は「まちこ姉さんのごま餅」(310円/旭南高砂堂)。黒ごまと白ごまをふんだんに練り込んだ、ごまの風味豊かなもっちりとした和菓子です。食べ応え満点なのに、気づくとまた一つ、また一つと食べてしまう魅惑の一品なのだとか。
「こちらもテレビで紹介されて以降、入手困難な状況が続いた大人気商品です。一度食べるとやみつきになる人が多く、リピーターも増加中。いまも『入荷後すぐに売り切れてしまった』という日が少なくありません」

【番外編】“中の人”のオススメ商品はコレ!

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ランキング以外でも、オススメの商品はまだまだあります。髙山さんがまずご案内してくれたのは、“きりたんぽコーナー”。
「冬といえば『きりたんぽ鍋』。本格的な商品から手軽なものまで、さまざまなきりたんぽの関連商品を扱っています。きりたんぽ鍋に欠かせないセリ、舞茸、比内地鶏なども購入できるので『ここに来ればきりたんぽ鍋が完成する』というのも当店の強みです」

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髙山さんのイチオシは「きりたんぽ鍋焼うどん」(林泉堂/630円)。きりたんぽ、うどんに、比内地鶏つゆ付きというシンプルな内容だからこそ、アレンジ自在という自由度の高さも“推しポイント”なのだそうです。
「きりたんぽに欠かせないのは“セリ”。11月~2月まで秋田から直送されるセリも店頭で販売しているので、併せてお買い求めいただけるとうれしいです。こちらの商品にセリの風味がプラスされると、きりたんぽの美味しさが倍増しますよ」

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秋田は酒どころとしても有名。お店でも多種多様なお酒が販売されています。その中から髙山さんがチョイスしたのは、「FaRM to YOU DDH IPA」(360ml 638円/HOPDOG BREWING合同会社)。昔銭湯だった場所をリノベーションしてブルワリーとして活用している、ユニークな会社のクラフトビールです。横手産ホップを贅沢に使用しており、フルーティーで強烈なホップアロマとしっかりした苦味が特徴だそう。
「日本酒が美味しいのはすでに周知の事実だと思うので、あえてビールをセレクトしてみました。スイスイ飲めるクラフトビールで、秋田犬のラベルがお土産にもうってつけだと思ったんです」

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