作り方
1.スープを作る
鍋に水と牛乳を入れて加熱し、温まってきたら牛肉だしの素・麻辣藤椒香醤・にんにくを投入します。辛いものが好きな人は、豆板醤を小さじ1杯ほど加えてみてください。
2.野菜や肉を入れる
野菜や肉を入れていきます。葉物やもちなど火が通りやすい具材は仕上げの直前まで残しておきましょう。
3.春雨を入れて煮込み、味を調える
水で戻した春雨ときくらげを入れ、5分ほど煮込みます。
具材に火が通ったら、オイスターソースとねりごまを加え、味を調えます。好みで麻辣藤椒香醤・にんにく・豆板醤を追加してください。
4.火が通りやすい食材を入れる
ニラ・春菊・パクチーなどは香りや食感を残すために最後に入れます。サッと火を通したらできあがりです。
いざ実食!辛くて痺れる初体験の味覚に手が止まらない
できたての麻辣湯をひと口食べた瞬間、これまで体験したことがないような香りと味わいが……!山椒や八角、シナモンなどのスパイスが一気に鼻に抜け、にんにくの香りも強めに感じます。いろいろな風味が複雑に入り混じっていて、スパイス好きにはたまりません。
スープを口に含むと、麻辣ならではの痺れるような辛さがピリッときます。牛乳が入っているせいか、思ったほど辛くありません。筆者は辛いものが割と好きなので、豆板醤を小さじ1杯加えましたが、それでもあまり辛いとは感じませんでした。
具材の旨味が溶け込んだまろやかなスープにほどよい辛さと痺れが加わり、コクもあって絶妙なおいしさです。初体験の味覚ということもあり、食べる手が止まらなくなります。このスープにご飯を入れて雑炊にして食べたい……!
五香粉をトッピングするとより本格的な味わいに
ネットの口コミで業務スーパーの五香粉(ウーシャンフェン)を振りかけるとさらにおいしくなるとあったので、購入してみました。陳皮・シナモン・花椒・フェンネル・八角・クローブの6種類のスパイスがブレンドされた香辛料です。
税込133円と手に取りやすいお値段なので、興味がある人はぜひどうぞ!
五香粉を軽く振り入れてみました。ケースのフタに開けられている穴が大きめで、ひと振りしただけでもドバッと出てくるので、かけすぎないよう気を付けましょう。
もともとスパイスの主張が強い麻辣湯ですが、五香粉を入れるとケタ違いに風味がアップします。一気に薬膳感が増して、確かにお店のような本格的な味わいです。
ただし、クセもかなり強くなるため、食べづらさを感じる人もいると思います。シナモンや花椒の香りがあまり得意でない人は、控えめにトッピングしてみてくださいね。