この記事では、好きだけど相手のために別れる理由や、別れた後の復縁についてご紹介します。大人になると、好きな気持ちだけでは付き合えないケースもありますよね。相手を愛しているからこそ別れる理由を分析しつつ、2人の幸せにつなげていきましょう。
好きだけど、相手のために別れる…それも一つの愛の形
「相手のことを愛しているからこそ距離を置く」「好きだからこそ、もう一緒にいられない……」。そんな悲しい恋愛を経験した女性は多いのではないでしょうか。大人になると、好きという気持ちだけでは付き合えないケースもありますよね。
今回は、好きだけど相手のために別れる理由や、別れた後の復縁についてご紹介します。相手のために別れようとしている女性はもちろん、「好きだけど別れよう」と言われた女性も、ぜひ参考にしてくださいね。
好きだけど相手のために別れる理由
ここでは、好きだけど相手のために別れる理由をご紹介します。もともとは、お互いに「ずっと一緒にいたい」と思いながら始まった恋愛。しかし時間が流れるごとに、2人の間には乗り越えられないハードルが現れます。別れを決意する理由を知り、お互いの心を見直していきましょう。
相手と会える時間が少ない
相手と会える時間が少ない場合、好きだけど相手のために別れる理由になります。たとえば相手が孤独に弱い性格の際は、会えない時間がストレスに直結します。相手を悲しませたくない、寂しがらせたくないという想いから、別れを選択するケースがあるでしょう。
とくに遠距離恋愛の場合は、相手のためを思って別れを選択することも少なくありません。また日勤と夜勤のカップルのように生活リズムが大幅に異なる際も、会える時間が減ってしまいます。
今よりもさらに会えなくなる理由ができた
もともと会える時間が少ないカップルが、何らかの理由でさらにプライベートの時間が減る場合も、好きだけど別れる理由になるでしょう。たとえば遠くの地方や海外に出張・異動になったり、勤務時間が大幅に変更されたりなどが挙げられます。
もともと関係性が微妙になっているカップルや、どちらかが孤独感に苛まれているカップルは、環境変化が別れの原因になってしまいます。お互いに好意を持っている場合でも、精神的に乗り越えられないハードルはあるものです。
相手の求める恋人像に応えられない
好きだけど別れる理由として、相手の求める恋人像に応えられないことが挙げられます。たとえばパートナーが「お淑やかで大人しい女性が好き」と思っていても、自分自身が快活でボーイッシュな性格をしている場合、相手の理想に応えることが難しくなります。
「好みのタイプと付き合うタイプは違う」という意見もありますが、「好きな人の好みに応えられない」という悩みは日に日に大きくなるもの。「彼にはもっと素敵な人がいるのではないか」と考えた結果、気持ちは残っているのにもかかわらず別れを選択する場合があります。
自分の存在が相手の負担になっている
「自分の存在が相手の負担になっている」と感じたときも、好きだけど別れる理由になってしまうでしょう。たとえば相手が、出世やキャリアチェンジのチャンスに恵まれた場合。しかしチャンスをつかんだ結果、自分と会える時間が大幅に減ってしまうとします。
相手が自分に気を遣って将来を諦めると、強い罪悪感を抱いてしまいますよね。「自分がいなくなったほうが、相手はより充実した人生を送れるのでは?」と考えると、パートナーのために身を引く選択肢が生まれます。相手を愛しているからこそ、幸せな毎日を歩んでほしいのです。
「このままだと浮気をしてしまう」と思った
好きだけど別れる理由として、「このままだと浮気をしてしまう」と思ったことも挙げられます。浮気の可能性という一見すると不埒な理由に思えますが、実は至って誠実な心理です。なぜなら付き合っている状態で浮気をして相手を傷つけるよりも、先に別れて筋を通そうとしているからです。
何らかの理由で、2人の関係は破綻に近づいているといえます。しかし気持ち自体は残っており、「相手を傷つけたくない」という想いは残っています。だからこそ別れを検討し、相手を裏切らないようにしている状態です。
相手が距離を置きたがっている
相手が一方的に距離を置きたがっている場合も、好きだけど別れる理由になります。恋愛関係は、お互いの気持ちがあってこそ成り立つものです。どちらか一方だけの恋心では、気持ちを押しつけるだけの関係性になってしまいます。
相手を好きだというだけでは、恋人同士になれないのです。相手からの気持ちが薄まってしまった場合は、苦渋の判断で別れを決意する場合があります。どちらかの気持ちが冷めた以上、結果は「別れを告げるか、告げられるか」の違いしかありません。
ライフプランに大きな違いがある
好きだけど別れる理由としては、ライフプランに大きな違いがあることも挙げられます。結婚・出産・妊娠・引越し・キャリアチェンジやマイホーム購入。人生における重大なプランニングに価値観の違いが生じると、乗り越えられない壁となってしまいます。
とくに結婚願望や出産願望の差は、気持ちだけでは乗り越えられません。相手の希望に合わせても後悔が残り、自分の希望に合わせてもらっても罪悪感や不安が残ります。お互いに気持ちが残っていても、別々の道を選ばざるを得なくなるでしょう。