「アートアクアリウム美術館 GINZA」では、初夏の企画展「藤と紫陽花 初夏きんぎょ2025」が2025年4月25日(金)から6月22日(日)まで開催中。本記事では、いち早くイベントに参加したレッツエンジョイ東京編集部が、その全貌や見どころをレポートします。
日本最大級!“金魚に特化した”ミュージアム/アートアクアリウム美術館 GINZA
「アートアクアリウム美術館 GINZA」では、初夏の企画展「藤と紫陽花 初夏きんぎょ2025」が4月25日(金)から6月22日(日)まで開催中です。
2022年5月に「銀座三越」の新館8階に誕生した「アートアクアリウム美術館 GINZA」は、日本最大級の“金魚に特化した”ミュージアム。
光と香り、音楽で演出する水槽作品はどれも美しく、幻想的な写真が撮れる“映えスポット”としても人気を集めています。
施設内では、スリムな姿の和金型や、体が丸く背が高くもり上がっている琉金型、ゆっくりと泳ぐ姿が優雅で美しいらんちゅう型など、さまざまな種類の金魚を鑑賞することが可能。
手毬や提灯、折り紙などの“和”を想起させる作品をはじめ、着物や江戸切子、浮世絵など日本を代表する伝統工芸をテーマとしたコラボ作品も多数存在しています。
“藤&紫陽花”が織りなす金魚アートを堪能!/藤と紫陽花 初夏きんぎょ2025
そんな「アートアクアリウム美術館 GINZA」にて開催されている「藤と紫陽花 初夏きんぎょ2025」では、藤と紫陽花が織りなす、幻想的な“紫のアート空間”を楽しめます。
期間中は、館内の各エリアが藤や紫陽花をモチーフとした装飾で彩られ、金魚を照らすライティングも藤紫を基調とした色彩に一新されます。
ここからはいち早くイベントを体験してきた編集部が、その全貌や見どころを詳しくお届けします♪
艶やかな“紫”に染まった作品を紹介!
▲列柱の中を金魚が優雅に泳ぐ(撮影:レッツエンジョイ東京編集部)
施設に足を踏み入れると、神社建築に見られる回廊を表現した、金魚の列柱が立ち並ぶ「金魚の回廊」が広がります。
鮮やかな紫のライティングに染まった水槽の中を金魚が優雅に泳いでおり、うっとりとしてしまう美しさ・・・!
繊細かつ華やかな演出で、ゲストを幻想的な空間へと誘います。
▲金魚×紫陽花の共演(撮影:レッツエンジョイ東京編集部)
「金魚の回廊」を抜けると、まるでアートギャラリーのように多彩な金魚を鑑賞できる「金魚コレクション」が。
水槽内には、紫陽花をはじめとする初夏らしい花々が飾られており、金魚との共演を楽しむことができました!ライティングの演出とともに、金魚をさまざまな角度から見られるので、じっくりと鑑賞してくださいね。
さらに進んでいくと見えてくるのが、滝をイメージした作品「金魚の滝」。本イベントの期間中は、滝の上部を可憐な“藤”が埋め尽くし、艶やかな装いに。
石灯籠をアレンジした水槽の中を、金魚がまるで灯火のようにゆらめく「金魚の石灯籠」は紫陽花で彩られており、空間全体で初夏の訪れを感じられます。ぜひその美しさを写真や動画に収めて楽しんでみて♪
提灯に見立てた球体の水槽作品が小道のように並ぶ「提灯リウム」も紫陽花尽くしに。天井には紫陽花が敷き詰められており、 息を呑むほどの美しさ・・・!
球体の水槽は拡大レンズの働きをしており、大きく映る金魚たちを鑑賞できるのもポイントです!
人気アーティストとのコラボも!常設作品にも注目
▲“金魚×花”の美しい空間(撮影:レッツエンジョイ東京編集部)
その他、常設作品も鑑賞可能。
華道家の假屋崎省氏が手掛けた「花魁花舞(HANAMAI)」は、水槽作品が並ぶ空間をさまざまな花で埋め尽くした華やかな作品です。和のテイストを中心にエレガントな色の花を咲かせて演出したそうで、金魚と花が融合する美しい景色が広がります!
まるでお花畑に迷い込んだかのような没入感が魅力です。
「花魁帯舞(OBIMAI)」は、巨大金魚鉢“花魁”をもとに、躍動的に舞う帯をイメージした作品。背後には提灯の明かりが灯っており、和の趣を感じさせる水槽中で金魚が優雅に泳いでいます。
常設作品でも金魚の美しい姿を、光と香り、音楽とともに楽しめるので、ぜひ注目してくださいね。