名作絵本『スイミー』が、大人かわいい革小物になって登場!400年以上の歴史をもつ「甲州印伝」との初コラボは、日常にやさしさとときめきをくれる逸品でした。ロカリ編集部が実際に使ってみた様子といっしょにお届けします。
スイミー×甲州印伝のコラボにグッときちゃいます
がま口、ポーチ、パスケース…全部可愛い♡
連日続く猛暑で心も体もお疲れ気味のみなさまへ、少し涼を感じて、心がほどけるようなニュースをお届けします。
絵本作家レオ・レオニの名作『スイミー』と、日本の伝統革工芸「甲州印伝」が初コラボ。大人の日常になじむ革小物シリーズが誕生しました。現在、渋谷ヒカリエで開催中の「レオ・レオーニの絵本づくり展」で先行販売中。8月1日(金)からは、印傳屋の直営店と公式オンラインショップでも販売がスタートします。
ロカリ編集部員・nemoが実際に使ってみた感想もたっぷりレポート。寄り道する気分で、どうぞ最後までお付き合いください。
甲州印伝・印傳屋って?
400年以上続く、山梨の伝統工芸
「印傳屋」は、山梨県で400年以上にわたって受け継がれてきた革工芸「甲州印伝(こうしゅういんでん)」の老舗ブランド。鹿革に漆で模様を描く技法が特徴で、その美しい艶とやわらかな手ざわりは、ひと目見ただけで“本物”とわかる上質さがあります。
伝統的な文様をあしらった財布やがま口などが有名で、近年は若い世代にも人気。長く使うほど手になじみ、経年変化も楽しめる逸品として、大切なギフトやご褒美アイテムに選ばれています。
伝統×絵本が出会った。上品でやさしい7アイテム
漆の艶と革のぬくもりがそっと寄り添います♡
コレクションのモチーフは、柔らかなグレージュの鹿革に漆で描かれた赤い魚たちと、ひときわ目を引く黒い「スイミー」。日本の伝統工芸と絵本が出会った、上品でやさしいデザインです。
ラインナップは、小銭入れ・がま口・長財布・名刺入れ・パスケース・ポーチ・ミラーの全7種類。
どれもふだん使いできるシンプルさがありながら、さりげなく個性が光る仕上がり。漆の立体感がアクセントになっていて、ギフトにもぴったりです。アイテムごとにスイミーのいる位置や赤い魚の密集感が異なるのも素敵。グレージュの鹿革にブルーの配色がよく似合います。
■発売日
「レオ・レオーニの絵本づくり展」内ミュージアムショップ:2025年7月26日(土)
印傳屋直営店、公式オンラインショップ:2025年8月1日(金)
■販売場所
「レオ・レオーニの絵本づくり展」内ミュージアムショップ、印傳屋直営店、公式オンラインショップ
実際に使ってみた!がま口&小銭入れレビュー
ミニバッグ派やキャッシュレス派にもぴったり
甲州印伝というと私にとって渋めのイメージでしたが、スイミー柄になるとレトロ可愛いくて、身近に感じられるのが不思議。お財布は極力持ちたくない私が「欲しい!」と思った2つのお財布をご紹介します。
①パチンとしめる音も趣がある「がま口タイプ」
ひとつ目にご紹介するのは、がま口タイプの小銭入。左のスイミー柄のカードは、スイミーと印傳屋コラボを記した1枚です。箱に入っているので、ギフト用にも喜ばれそう。
いちばん感動したのは、手にしたときのフィット感。丸みのあるフォルムと鹿革のやわらかさが相まって、手のひらにすっとなじんでくれるようでした。ちょうどいいサイズ感で、思わずずっと触れていたくなる心地よさ。口金のリングにストラップをつければ、バッグにぶら下げて使うこともできます。
実際にお札と小銭を入れてみると、マチがあるおかげで中身がひと目で見渡せるのが◎。いつもレジ前で小銭を探して焦りがちなのですが、このがま口ならスムーズにお買い物ができそうです。口金をとじるときのパチンという音も趣があって楽しいです。
②薄くて収納も実用的な「小銭入れ」
ふたつ目にご紹介するのは、軽くて薄いのがお好みの人に推したい小銭入れ。
ポケットがあるから、カードやレシートを入れられるのも便利です。ポケットにも入れやすく、小さなバッグに入れてもかさばりません。
こちらにもお札と小銭を入れて使ってみました。がま口と比べると中身は少し探しにくいけれど、これひとつでお金もカードもすっきり持ち歩けるのが便利。やわらかい鹿革の質感も心地よくて、使うたびにちょっと気分が上がります。