節約生活スペシャリストの三木ちなです。野菜や調味料の高騰が続く今、食費をやりくりするのは簡単ではありません。それでも少しでも食費を減らしたいなら、買い物かごの中身を見直してみませんか? 5人家族・月食費2万円台でやりくりするわたしが、買い物かごに必ず入れている「3つの食材」をご紹介します。※わが家の食費は、お米・お酒・お菓子代別。ふるさと納税も活用しています。
1.豆腐
節約になる食材といえば、まず思い浮かぶのが豆腐です。食料品の値上げが続いていても、1パック50~60円ほどで手に入る物価の優等生です。料理の幅も広く、冷ややっこ・味噌汁・麻婆豆腐と、調理方法しだいで主役にも脇役にもなれます。
わたしはよく、ハンバーグに入れてかさまししていますが、家族からは「ふわふわして美味しい」と好評です。豆腐は淡白な味わいなので、和洋中どんな料理にも合わせやすいのも魅力。冷蔵庫に常備しておけば「あと一品ほしい」というときに大活躍してくれます。
2.豚こま肉のボリュームパック
お肉の中でも、節約家庭の強い味方なのが豚こま肉です。我が家では鶏むね肉の次によく買う、リーズナブルなお肉です。
ポイントは、小・中パックではなく、大容量のボリュームパックを買うこと。行きつけのスーパーではパックが大きいほどグラム単価が安くなるので、1kg入りのパックを買って小分け冷凍しています。
価格も手頃で食べ応えもプラスできる豚こま肉は、家計に優しいだけでなく、料理の幅をぐんと広げてくれる頼もしい存在です。
3.冷凍ほうれん草
冷凍ほうれん草は、一年中買っています。すでに下処理されているので、味噌汁やおひたしにサッと使えて時短に便利。買い出し前、冷蔵庫の中身が寂しくなってきたときも、冷凍ほうれん草を使うことが多いです。
この日は、豆乳とひき肉を合わせて「担々風スープ」に。凍ったままパラパラ加えるだけなので、生のほうれん草よりも使い勝手がいいです。
少しの工夫で食費のやりくりがラクに
食費が少ない人の買い物かごには、共通点があります。それは、安くて使い勝手がよく、無駄にならない食材を選んでいること。節約は我慢よりも、工夫が大事です。今日の買い物から、かごの中身を意識してみませんか?