落ち着かないどころか、日に日に深刻さを増している物価高。あらゆる食料品の高値に、頭を悩ませている人は多いかと思います。そこで今回は、食費節約に役立つ「冷凍庫の使い方」をご紹介します。
1.買い出し前はゆとりを持たせる
スーパーへ食材を買いに行く前、冷凍庫の中身をチェックしていますか? 食品を新たに買うのなら、できるだけ家にあるものは使い切っておきましょう。
買い出し前は冷凍庫の中身に余白がある状態がベストです。買い物直後はぎゅうぎゅうにして、少しずつ食材を使い切ってスペースが空いてきたら買い出しへ行くという流れを意識しましょう。
家に食材がたくさんあるのなら、スーパーへ行かずに家にあるもので乗り切る。買い出し前にゆとりを持たせることを意識すると、自然と「使い切ってから買う」習慣がつきます。
2.入っているものを把握している
冷凍庫の中身をしっかり把握できているかどうかも、ムダ買いや二重買いの防止につながります。在庫が頭に入っていないまま買い物をすると、「まだあるのに買っちゃった……」と余計な出費に。食費を月ごとに管理しているなら、予算オーバーしかねません。
冷凍庫の中に食材がパンパンに詰まっていると、何がどれくらい残っているか把握しづらくなります。食材が迷子にもなりやすいので、冷凍庫内はこまめに整理しましょう。
3.掃除が行き届いている
冷凍庫の中に汚れが溜まっていませんか? じつは、定期的に冷凍庫内を掃除することも、食材ロスや買いすぎ防止につながります。
掃除をするとき、庫内がぎゅうぎゅうの状態では難しいです。となると、冷凍庫内をきちんと整える日を設ける必要があります。そのために、中身を使い切ってリセットする、この流れを習慣にしましょう。掃除ついでに使い忘れた食材を発見できるメリットもあります。
冷凍庫を整えると食費の節約につながる
つい詰め込んでしまいがちな冷凍庫ですが、食材を使い切る習慣やこまめなお手入れがとても大事。冷凍庫内をチェックする頻度が多いと、ロスや二重買いはぐんと減ります。
冷凍庫内を整理して、食費を上手に節約しましょう。