年末年始はどうしても支出が増えがちな時期。無駄な出費を防ぐため、普段以上に買い方を見直す工夫が大切です。今回はアラフォー女性の皆さんに、年末年始の買い出しに関する工夫や実際に行っている節約術について伺いました。
物価高騰に加え、特別なイベントや外出の機会も増えるため、年末年始は普段以上に買い物のしかたを見直すことが大切ですよね。
今回、独自のコミュニティ組織「saitaコミュニティラボ」では、アラフォー女性の皆さんに、年末年始の買い出しに関する工夫や実際に行っている節約術について伺いました。さっそくご紹介します。
年末年始の買い出し、どうしていますか?
買い出しを始める時期
「年末年始の買い出しを始める時期」について伺ったところ、年末ギリギリになってから買い出しを始める人が多いことがわかりました。一年の終わりは仕事や大掃除などで慌ただしく、年末の準備ごとはつい後回しになってしまいがちですよね。また、直前のほうが必要なものが明確になり、無駄買いを防ぎやすいという心理もあるのかもしれません。
食材の高騰を感じる時期
続いて、「食材の高騰を感じる時期」について伺ったところ、最も多かった回答は「クリスマス前後」(50.0%)でした。イベント時期は、特に旬の食材や生鮮食品などが値上がりしやすい印象がありますよね。ちょうど需要が高まるタイミングなので、価格の変化に敏感になる人も多いのかもしれません。
アラフォー女性が年末年始に実践している節約術3つ
出費がかさみがちな年末年始ほど、無駄遣いを防ぐため、普段以上に買い物に慎重になる人が多いようです。ここからは、アラフォー女性が年末年始に実践している節約術についてご紹介します。
1. 価格高騰前にできるだけ安価で購入しておく
『カニや数の子などは一気に高くなるので、12月になる前に買って冷凍している』
『毎年栗きんとんを手作りしますが、家族が食べるだけなので、金時芋ではなくて普通のさつまいもで作ります。十分美味しくできます。そのさつまいもも、11月や12月に安く手に入る時に調達します。ブラックフライデーの時に、数の子なども買っておくことも』
『海老の天ぷらは安い時期に海老を買って、自分で揚げる』
『クリスマスを過ぎると一気にお正月価格になるため、日持ちがするものはクリスマス前に買い出しに行く』
『お正月価格になっていないものを手に入れるため、毎日スーパーを覗くようにしています』
年末年始に実践している節約方法について伺ったところ、「価格が高騰する前にできるだけ安価で購入しておく」という回答が多く見られました。毎年値上がりしやすい食材や日持ちする食品ほど、早めに買いそろえる人が多いようですね。
12月に入ると一気に価格が上がる傾向のある商品を早い段階で確保しておくことが、無駄な出費を抑えるポイントと言えそうです。
2. 食材の保存方法を工夫する
『冷凍可能なものは早いうちに買って下処理をして冷凍するようにしています。そうすると金銭的な面だけではなく、実際に調理をするときの手間も減って一石二鳥だと感じています』
『賞味期限が長いものは、11月中に購入。お肉など冷凍できるのは、早めに買って冷凍』
『筑前煮の材料はできるだけ早めに買って冷凍する』
『海鮮など冷凍できるものは早めに買っておく』
購入した食品を長持ちさせるため、保存方法を工夫しているという意見も多くみられました。特にお肉や海鮮などの冷凍可能な食材は、価格が高騰する前に購入して下処理を行い、冷凍保存しておくという意見が目立ちます。
こうすることで、金銭面で節約になるばかりでなく、調理時の手間も軽減できて一石二鳥との声も。大掃除や行事の準備などで忙しくなりがちな年末にはぴったりの工夫ですね。
3. 周囲に流されず、必要最低限のものだけ購入する
『クリスマス商品、おせち料理を買わない。 クリスマスはここ数年、あんみつを食べています。イベントを絡めた食材は高くなりがちなのでオフシーズンに食べたり購入したりするようにして、野菜・果物は旬のものが安いのでそれを買うようにしています』
『お正月だからと言って特別なものを買わない』
『ケーキを買うのをやめて、イチゴを買って作るようにした。チョコレートや甘いスイーツを購入する頻度を減らした』
『特にお正月食材が上がる気がするので、おせちなどお正月らしい事をしないわが家はなるべくその手の食材を避けて買います。年越しそば用の天ぷらだけ諦めて買いますが(笑)』
イベントシーズンに無駄な出費を抑えるためには、周囲の浮かれた雰囲気に流されず、必要最低限のものだけを購入することが大切です。アンケートでも、クリスマス商品やおせち料理など、イベントに合わせて値上がりしやすい食材はあまり買わないようにしているという回答が多く見られました。
また、ケーキを買わずに手作りに切り替えたり、オフシーズンに購入したりするなど、無理せず続けられる節約方法を取り入れている人も多いようです。