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貯まる人は年末にやっている。2025年の収支・貯金を振り返る“年末家計チェック”

2025年も間もなく終わり、新しい1年が始まろうとしています。2025年に、どのくらいお金を使い、貯金はいくら増えたのか、家計のお金の流れを把握しておきましょう。そして、来年のマネー計画を立てる際にも活用しましょう。

月ごとの収支をチェック!何月の支出が多かった?

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お金が貯まる人は、家計を「見える化」している人が多い傾向があります。見える化とは、お金を何にいくら使ったのか、貯金はいくらできたのかなど、お金の動きを数字で把握していることです。そこで、みなさんもぜひ、2025年のお金の動きを見える化していきましょう。年間の家計の総点検です。

まずは、2025年1月から12月までの収入と支出をチェックします。共働きの場合は、夫と妻でそれぞれ調べて、家庭としての収支を確認しましょう。

収入は、給与の振込先にしている預金通帳を調べると分かりやすいでしょう。副業で収入がある場合は、そちらも加算します。

次に支出は、現金、クレジットカードの引き落とし、電子マネーなどのすべての決済方法の支出をチェックします。できれば、食費や住居費、レジャー費などの費目別に調べることができると、何に多くのお金を使ったかが分かりやすくなります。毎月家計簿をつけている人は、費目別の支出もすぐにチェックできますが、そうでない人は、月ごとの支出額だけでも確認しておきましょう。

特に支出が多かった月や、赤字となった月があった場合、その原因を振り返ります。旅行に出かけた、子どもの学校の入学金を支払った、冠婚葬祭があったなど原因を確認すると、2026年に必要となるお金を予測する上でも役立ちます。

貯金額を確認!先取り貯金は計画通りできた?

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さらに、2025年の貯金額を確認していきます。給与が振り込まれた段階で、予め決められた金額を先取り貯金している場合、貯金用の口座にしっかりとお金が貯まっていることをチェックしましょう。もしも赤字の月や、支出が多かった月に、先取り貯金用の口座からお金を引き出してしまった場合はいくら引き出したのか、引き出した分は補填できるか確認します。

2025年の先取り貯金額に余裕があった場合、2026年は先取りする金額を増やすことを検討しましょう。逆に、先取りしすぎて、毎月の生活が苦しかったという場合は、先取り貯金額を少し減らすか、2026年に収入を増やせないか検討するのも一案です。

資産運用や保険をチェック

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最後に、資産運用を行っている場合は、2025年度の投資額と、1年間の運用結果を確認しましょう。例えば、NISAで積立運用をしている場合、1年でどのくらい増えて、減ったのかを見て、このままの積立金額や商品で問題がないか検討します。資金に余裕がある場合は、投資額を増やしてもいいかもしれません。

また、保険に加入している場合、現在の保障内容で過不足がないか確認しておきましょう。今年子どもが独立した場合などは、過剰な保障内容になっている可能性もあります。また、保険料を払いすぎていて、家計を圧迫している場合、現在の家計状況や保障ニーズに合わせて、保険内容の見直しを検討しましょう。

まとめ

年末年始は忙しくて、お金の管理も疎かになりがちです。しかし、この1年間で、どのくらいの収入があり、お金を使ったのか、貯金は増えたのかをチェックすることは、今後のお金の貯まり方にも大きく影響を与えます。ぜひ2025年のお金の見える化を行い、すっきりとした気持ちで、2026年もお金の管理に向き合っていきましょう。

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