一人暮らしの定番の間取りであるワンルーム。コンパクトにまとまっているからこそ、玄関から部屋全体が丸見えになったり、玄関とキッチンが隣り合わせになっていたりと気になる点があるかもしれません。これからご紹介するお部屋もそんなワンルームですが、収納家具をうまく組み合わせた空間の使い方は必見です。
こだわりは大きなデスク。ゆるやかに仕切られたワンルーム
ご紹介するのは、仕切りの無いワンルームに暮らす女性のお部屋。インテリア関係の仕事に就かれているということもあり、お部屋には家具の組み合わせ方や収納方法の参考になるポイントがたくさん詰まっていました。
そんな彼女が部屋選びで重視したのが大きな机が置けるということ。以前の部屋は狭く、床に座って過ごす生活をしていたそうですが、ON/OFFの切り替えがうまく出来なかったということもあり、この条件は外せなかったそう。二面採光でたっぷりの光が降り注ぐ、明るく開放的なお部屋です。
高さを合わせてすっきりと見せる
こちらは玄関前のスペース。玄関とキッチンが続いているので、シューズラックとキッチン収納が混在していますが、不思議と違和感がありません。自分で組み合わせるタイプのシェルフを使用し、家具を統一しているので、そのように感じるのかもしれないですね。また、収納の高さを合わせることで、横並びで見ることができ、ちぐはぐな印象はありません。
このように、収納の種類や高さを合わせることで、全体に統一感がでて、すっきりと見せることができます。
1つの棚に2つの機能を持たせる
玄関から居室側を見た風景。家電やお皿、コーヒーメーカーなど、キッチン側から使いやすい位置に配置しつつ、玄関から居室が丸見えにならないようパネルを上手に組み合わせています。置くスペースに余裕を持つことで、視線が奥へ抜けるので、背の高い収納家具でも適度な解放感を感じることができますよ。
こちらは居室側から玄関を見たとき。先ほどとは見え方が大き違っているのがわかります。居室側では本やティッシュなどが取り出しやすくなっています。両面から使えるオープンラックのおかげで、ワンルームを仕切りつつ、収納として上手く活用しています。
ワンルームを壁で仕切ると圧迫感が出ることがありますが、オープンラックなどを活用すれば、空間をゆるやかに分けつつも、収納スペースを確保することができるのでおすすめです。
奥行きのあるクローゼットには収納家具を活用
奥に見えるのはクローゼット。もともと押し入れだったという奥行きのある収納に、ラックを組み合わせています。洋服は畳んで重ねるスタイル。引き出しにしまうと、どこにしまった忘れてしまいますが、これならどこに何が入っているのか一目瞭然です。収納は基本開けっ放しにして、目につくようにしているそう。そうすることで自然と整理する習慣もつくのだとか。
ワンルームも区切れば快適に
ワンルームでは玄関から部屋全体が丸見えになってしまう間取りも少なくありません。今回のように玄関の横にキッチンがあったり、収納の奥行きが広かったりと、暮らしてみるとなにかと気になるところもあるかもしれません。そんなときは収納家具を上手く活用してみるのも一つの手です。模様替えやお部屋探しの時のポイントにしてみてくださいね。
photo / goodroom
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