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1円でも安く買い物したい人は7割 「労力かかるなら意味なし」との批判も

ライフスタイル

買い物するならば、できるだけお得に安く済ませたいものだ。それがたった、1円であってもである。

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(Koji_Ishi/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

買い物するときには、できるだけお得なものに手が伸びるのは当然である。しかしそれがたった1円であっても、安いほうがいいのだろうか。

■7割以上が1円でも安く買いたい

しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,732名を対象に、「買い物について」の調査を実施。

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「1円でも安く買い物がしたいと思う」と答えた人は、全体で73.3%と高い割合になっている。

■低収入ほどに安く買い物がしたい

年収別で見ると、やはり収入が低いほど安く買い物がしたいと思うようだ。

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収入が少ないと、わずかな金額の差も大きく感じるのだろう。

「今の収入だと贅沢なんて絶対にできないし、無駄遣いはしたくない。できる限り安いお店に行って、少しでもお得に買い物するのが生きる手段」(20代・女性)

■同じ商品ならば最安値のところで買う

ネット通販の普及により、同じ商品で最安値のところが簡単に探せるようになった。

「まったく同じ製品ならば、ネットで最安値なところを探す。食料品とかであれば価格で味の違いが出るかもしれないけれど、同じ機種の家電なら性能は変わらないから。
ネットで安いものを探すくらいならそれほど労力もかからないので、どんなにお金持ちになってもこの行動は変わらないと思う」(40代・男性)

■数十円安いもののために電車に乗るのは…

わざわざ労力を使ってまで、わずかばかり安いものを買うのはおかしいとの意見もある。

「同じ労力ならば、もちろん1円でも安いところで買い物するのは正しいと思う。ただ電車に乗ってまでわざわざ数十円安いものを買うくらいなら、近くの店で済ませる。
単純に電車代を含めれば損になるし、たとえ定期があったとしても時間をコストとして考えないのはおかしい」(30代・男性)

安さと労力を天秤にかけてから、お得かどうかを判断するのがよさそうだ。

(文/しらべぇ編集部・ニャック)

ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日
対象:全国10代~60代の男女1,732名(有効回答数)

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