ナチュラルフード・コーディネーターの茂木奈央美です。新じゃがの季節がやってきました。色白で、みずみずしい新じゃがは、柔らかくてホクホク。栄養の高い薄皮まで丸ごと美味しく食べられます。そんな新じゃがが香ばしく食べられるハッセルバックポテトとマッシュした中身がホクホクのローデットポテトをご紹介します。
このレシピを試すのにかかる時間
各約35~40分
新じゃがの季節はいつ?
3月から6月くらいまでが、新じゃがの旬です。冬に植え付けされたじゃがいもの収穫がこの時期で、地域によって差があるので、春から初夏にかけて新じゃがが出回ります。
新じゃがは、水分が多いので火の通りが早く、また栄養豊富な皮も薄くて食べやすいので、ぜひこの時期に食べたいですね。
取れたての元気の良い新じゃがは、保管場所に注意です。日の当たる場所だと、すぐに芽が出てしまいます。この芽は毒性なので食べないようにしましょう。日にあたって緑色がかってしまった場合も同じです。
ハッセルバックポテトのレシピ
アコーディオンのように切れ込みを入れたスウェーデン料理です。
そのままでも、付け合わせにもなるようなシンプルなレシピで作ります。食べやすい大きさの小玉を使います。
材料(6~7個分)
・新じゃが(小玉)…6~7個
・バター…15~20g
・ハーブソルト…小さじ1/2~1(無い場合は、塩、胡椒、ガーリックパウダー、パセリなどを混ぜても可)
・オリーブオイル…大さじ1.5~2
・タイムの枝…2~3本(あれば)
作り方
① 割りばしを平行に2本置き、その間にじゃがいもを置いて、2~3mm間隔で切れ込みを入れる。
(割りばしに包丁があたるまで切れ込みを入れます。この割りばしが、下まで切れるのを防ぎ、つながった状態を作るガイドになります。)
② ボウルに入れ、オリーブオイルを回しかける。切れ込みの間にもオイルが入るようにかけたら、転がしながら全体にコーティングする。
③ 耐熱容器に移し替え、220度に熱したオーブンで25~30分焼く。
④ 焼いている間に、常温にしたバターにハーブソルトを混ぜておく。
⑤ 残り10分ほどになったら、一旦オーブンから取り出して④を上に塗り、再びオーブンに入れる。
⑥ 残り1~2分になったら、タイムを上に乗せ香りを移す。
⑦ 中心まで火が通り、柔らかくなったら出来上がり。
ローデットポテトのレシピ
中身をくりぬいたじゃがいもの中には、マッシュしたじゃがいも。とろ~りチーズとサワークリームとの相性もピッタリのアメリカ料理です。
食べ応えのある、中玉を使い、オーブンに入れる前に一度蒸してから調理します。
材料(4個分)
・新じゃが(中玉)…4個
・チェダーチーズ(レッド)…50~60g
・サワークリーム…大さじ3
・ベーコン…40~50g
・コーンスターチ…小さじ1
・牛乳…大さじ2~2.5
・塩コショウ…適量
・オリーブオイル…適量
・青ねぎ…適量