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「壁を作る人」の本当の心理

恋愛・結婚

相手と一線を引くのはいいこと? それとも、悪いこと? この記事では、壁を作って他人との距離を取ってしまう人の心理や特徴、恋愛・結婚・職場で一線を引く効果などについて、心理カウンセラーの小日向るり子さんに解説してもらいました。

小日向るり子

(2)敬語を使うことが多い

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敬語は目上の人や親しい関係になる前に使う言葉です。

したがって、敬語で話すことによって「親しい関係ではありません」と相手をけん制しているのです。

(3)ストイック

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一線を引く行為は、TPOを誤ると逆に引かれることもあります。

つまり、自分が出すヘルプに応じてもらえないリスクもあるということ。

そのリスクを引き受けられる人ですので、自己管理ができるストイックなタイプであるといえます。

(4)合理主義者

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よくいえば合理主義ですが、悪くいえば損得勘定が強いです。

この人と付き合ったらこういうメリットがあるから付き合う、メリットがなければ付き合わない、という価値観の持ち主です。

(5)八方美人

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一線を引くことで他人に注ぐエネルギーの集中を避けますので、広く浅い付き合いをする人の数は多くなります。

ただ、この様子はしばしば第三者には「八方美人」という印象を与えます。

「一線を引く」ということの是非については後述しますが、ここからはいったん一線を引くことによる「効果」に焦点をあてて解説します。

人間関係で一線を引く効果

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恋愛、結婚、職場、友人関係……それぞれの場合に、人と距離を取ることの効果について紹介します。

恋愛で一線を引く効果とは

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相手との関係に線引きができないと「共依存」に陥る可能性が高くなります。

共依存とは、お互いの存在によってしか自己の存在を確認できない関係性ですので、危険です。

一線を引くことで適度な距離を保つことができますので、共依存関係の抑止において有効です。

結婚で一線を引く効果とは

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結婚は生活ですから、どうしても「自分のほうが負担が多い」という気持ちになりがちです。

一線を引くことによって、夫婦であっても個人と個人であるという自覚が生まれます。

特に夫婦の場合は、家事に対して線引きをすると「お風呂掃除ありがとう」「あなたも洗濯ありがとう」とお互いに感謝をしやすくなります。

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