女性をその気にさせるとき、ボディタッチは有効な手段とされています。故に、積極的に行う男性も多い。しかし、あまりしつこかったり、不自然なものは逆効果です。そこで、“付き合う前に許して良いボディタッチ境界線”というテーマで女性たちに意見を聞きました。男女ともに参考になるかと。
文・塚田牧夫
「下半身」はアウト!
「男性と食事に行って、二軒目でバーへ。カウンター席で横に並んで座りました。男性が腰に手を当ててきたんだけど、それがだんだんお尻のほうへ。
嫌がると一旦は手を引っ込めたんだけど、またお尻を撫でてきた。何回も繰り返すので、ムカついて引っ叩きました」アイ(仮名)/28歳
相手の同意なしにお尻を触れば、それは痴漢行為と捉えられても仕方がない。触っていいのは、“上半身まで”ということになるでしょうか。
「感じさせようとする」のはアウト!
「私は、指先で触って、サワサワしてくるようなタッチが嫌いですね。背中とか太ももとか、してくる人いるじゃないですか。あれってもう、感じさせようとしてますよね? どこでやってんだって感じですよ」マホ(仮名)/30歳
感じさせようとする意志があるのなら、それはもうタッチではなく、愛撫です。外でやるものではありません。許されるのは、“触った手は動かさない”というところでしょう。
「直接肌に触れる」のはアウト!
「付き合っている人じゃないと、直接肌には触れて欲しくない。たまに、膝上スカートをはいているとき、膝の上に手を置いてくる人とかいるじゃないですか。嫌ですね。手を握るのも、心を許した人じゃないと」サトミ(仮名)/27歳
境界線としては、“服の上ならOK”ということになるでしょうか。布一枚とはいえ、男性にとっては厚い壁と言えるでしょう。
「長時間」はアウト!
「タッチどころじゃなく、ずっと触ってる人いますよね? ボディタッチってさり気ないからいいのであって、5秒以上触られたら気持ち悪いだけ。そこにばかり意識が集中して話も頭に入ってこないし、早くどかして欲しいと思います」カホコ(仮名)/32歳
時間の問題もありますね。確かに、さり気ないタッチだからこそ、より気になって相手のことを意識するのかもしれません。長時間は不自然ということで、“短時間”でサッと触れるくらいが限度と言えるでしょう。
“付き合う前に許して良いボディタッチ境界線”をご紹介しました。
男性には触りたい欲求があり、ついついしつこくしてしまいがち。特にお酒なんか飲んでいると、制御できなくなります。それが逆効果であることを分からせるためには、少々強く言う必要があるのかもしれません。
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