好きな人とは、色々話をして心を交わし合いたいと思うでしょう。でも、それは簡単ではありません。こっちが心を開いても、相手がそうしてくれるとは限らない。心を開いていることに、相手が気付いてくれない場合も……。そこで、“心を開いていないと感じた女子のLINE”というテーマで男性たちに話を聞いてみました。
文・塚田牧夫
「欲しいものは特にない」
「気になっている子の誕生日が迫っていました。プレゼント攻撃を仕掛けようと思い、LINEでそれとなく欲しいものを聞いたんですね。そうしたら、“欲しいものは特にない”と言うんです。
でもね、少し前にワイヤレスイヤホンが欲しいって言ってたんですよ。まだ買ってないみたいだから、言ってくれたらいいのに……。ちょっと寂しいですよね」ケント(仮名)/29歳
気を遣って言わない場合もありますよね。安いものではないし。でも、ある程度の年齢に達して収入も安定しているような相手になら、伝えてもいいのかも。
「この前ひとりで行っちゃった」
「何度かデートした女の子がいて、そろそろ告白をと考えていました。それで、以前に行きたいと言っていた、あるアーティストの展覧会に誘ったんですね。すると、“この前ひとりで行っちゃった”と。
おいおい……。しかも、ひとりでって。どうせなら誘って欲しかった」キョウタ(仮名)/33歳
場所によっては、ひとりで行きたいところがあるのは分かります。でも、話題にあがっていたのなら、ひと声かけてもよかったかも……。
「お疲れさまです」
「しょっちゅうLINEで、連絡を取っている女の子がいました。会話も盛り上がるし、かなり距離も縮まってると感じていたんですけどね。でも、少し時間を空けてLINEすると、第一声が“お疲れさまです”なんです……。なんか遠いな~って感じます」マサヒロ(仮名)/26歳
お決まりの挨拶なのかもしれませんが、距離を感じさせる言葉ですよね。親しくなったら、せめて“こんにちは”ぐらいの挨拶にしてはいかがしょう。
「家族のことはいいです」
「年末の話。そのとき好きな子がいて、LINEで予定を聞こうと思ったんです。いつ実家に帰って、いつ戻ってくるのか、とか。そうしたら、実家には帰らないと言うんです。
なので、“親とか心配するんじゃない?”と尋ねたら、“家族のことはいいです”と言われました。ピシャッとはねのけられた感じがしました」ダイゴ(仮名)/31歳
家族の問題は、首を突っ込んで欲しくないところかもしれません。でも、相手も距離を縮めるためにそういう話も聞きたい。なので、触れて欲しくないと思っても、やんわりと濁すぐらいにしておきましょう。
“心を開いていないと感じた女子のLINE”をご紹介しました。
よほど嫌な相手なら心を開く必要はありませんが、そうでないなら少し余裕を持って様子を見てもいいのでは? 相手をガッカリさせない程度の返信を心掛けましょう。
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