餃子のタレに入れたり混ぜそばにかけたり、料理に後入れすることが多い「ラー油」。他にも、食べるラー油のように薬味やきざんだ食材と合わせるなど、意外と活用しやすい辛味調味料です。今日は簡単に作れるおつまみレシピを2つご紹介。5月病の憂鬱は、ピリ辛ごはんとビールで吹き飛ばしましょう!
macaroni編集部
サッと定番の一品「ピリ辛たたききゅうり」
居酒屋でとりあえず頼みたくなる「きゅうり」系おつまみ。暑くなるこれからの季節にぴったりです。
ラー油だけでなく、にんにくも使って香りをプラスするのがおすすめ。ビールやレモンサワーなど、お好みのお酒といっしょにどうぞ。
材料(4人分)
・きゅうり……3本
・にんにくチューブ……4cm
・ラー油……大さじ1杯
・白だし……大さじ2杯
・塩……小さじ1杯
作り方(調理時間:5分 ※置く時間は除く)
① きゅうりを洗ってめん棒で叩き、食べやすい長さにちぎる(または包丁でカットする)。
② 密閉袋に、きゅうりとすべての調味料を入れ、味がなじむようにしっかり揉む。
③ そのまま冷蔵庫で15分ほど置いたら完成。
長時間おけばもっと味がなじむので、朝作って夜に食べるのもおすすめ。定番おつまみにも、ぜひラー油を活用してみてください。
ラー油で焼く「ピリ辛やわらか手羽先」
手羽先といえば、安くておいしい食卓の定番。食べづらく手が汚れてしまうけれど、そんなことはどうでもよくなるほどみんなが夢中になってしまう愛されるメニューです。
今回は鶏がらの出汁であらかじめ火を通し、表面をラー油で焼く方法をご紹介。ふんわり柔らかい身とパリッとした皮、ピリッと辛い後味がクセになります!
材料(2人前)
・手羽先……4本
・鶏がらスープの素……大さじ1杯
・水……1カップ(200cc)
・ラー油……大さじ1杯
・塩こしょう……適量
・すりごま……適量
作り方(調理時間:約10分)
① 食べやすいよう、手羽先の骨のまわりに切り込みを入れる。
② 耐熱容器に手羽先と熱湯と鶏がらスープの素を入れ、500Wのレンジで4分ほど加熱する。レンジから取り出して手羽先の水気をふきとり、塩こしょうをしておく。
③ フライパンにラー油を引き、強火で表面を焼いて、焼き色がついたら完成。
ラー油が跳ねやすいので蓋をしながら焼いてください。あらかじめレンジで火を通してあるので、表面はパリッと、中はふっくら仕上がります。鶏がらスープには手羽先の出汁がでているので、たまごやごま、ねぎを加えてスープにするとおいしいです。
かけるだけじゃない!ラー油レパートリーを増やそう
暖かくなってくると辛いものが欲しくなりますよね。そんなとき、そのままかけたりタレに入れたりするだけで好みの辛さを料理に足すことができます。
これからの季節、いろんな料理に使ってレパートリーを増やしましょう!
文・写真:古矢 美歌(macaroni編集部)