ゆかた姿がキレイにみえる
歩き方・階段の上り方
ゆかた姿がキレイにみえる
歩き方・階段の上り方
歩幅を狭く、内股で歩くのが基本
洋服のときと同じように歩いてはNG。ゆかた姿がより美しく見える歩き方をマスターしよう。まず、歩幅を狭く自分の足のサイズ程度にし、やや内股にすること。これでしとやな印象がアップするし、ゆかたの着崩れも防げるよ。ただし、歩幅が小さいからといってちょこちょこ早歩きになってはダメ! “おしとやかにはんなりと”を意識してゆっくり歩くことを心がけて。
階段の上り下りは上前を軽く押さえて
駅や神社など、ゆかたで階段を上り下りする機会は意外と多いもの。足を上下に動かすので裾がはだけてしまいがち。ポイントをチェックしておこう。上前(ゆかたの左側部分)を手で軽く押さえ、歩くとき同様、小さい歩幅を意識することが大切。また、裾を踏みそうになったら上前を軽く持ち上げると安心。慣れない下駄で階段の上り下りは危ないので、1段ずつゆっくりと注意しながら足を動かして。
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座り方
まずは上前を抑えながらゆっくりと腰を下ろす
花火大会などで地面に座る場合、座り方にもコツが。パンツを履いているときのように何も気にせず腰を下ろすと着崩れの原因に。上前(ゆかたの左側部分)を押さえてゆっくりと腰を下ろすこと。このとき、できるだけ足を開きすぎないよう気をつけながら座って。
腰を下ろしたら“体育座り”がきれい
地面に腰を下ろしたら足は敷物の外に出して体育座りをキープ。この座り方が着崩れないし、座っているときも楽チン。足はきちんと揃え、両手は膝の上に。座っている時も気を抜かず、おしとやかに。
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スマホの持ち方
スマホを持つ手は上げすぎず、もう片方で袖を抑えて
スマホを使うときにもきれいに見える所作が。まず、スマホを持つ手は上げすぎずないこと。腕をあげると素肌が見えすぎてだらしない印象になってしまうよ。さらにひじを体につけるようにすることで上品な印象をキープ。もう片方の手は袖口を押さえると袖口が開かずきれい。電車でつり革を持つときも、スマホ同様に片方の手で袖口を押さえておくと美しいので意識して。
スマホの持ち方、これはNG!
腕を上げてひじまで見えてしまってるとだらしない印象になるので注意! せっかくのゆかた姿、いつもより話し声は抑えめにして奥ゆかしい雰囲気を出して。
ゆかた¥25000(そしてゆめ)・帯¥10000(はいばら)/和風館ICHI カゴバッグ¥9000・下駄¥9800/新装大橋(撫松庵)
モデル/鈴木ゆうか 撮影/細谷悠美 ヘア&メイク/野口由佳(ROI) スタイリスト/立石和代 文/鈴木絵都子