下腹部の筋トレ方法をご紹介します。「ぽっこりお腹」に悩む女性は少なくありません。下腹部を引き締めるためには、やみくもにトレーニングするのではなく、戦略的に筋肉を刺激することが重要。自宅で引き締め効果の高い簡単メニューを紹介します。
「下っ腹の筋トレ」を2週間で実現! 女性の下腹部を引き締めよう
下っ腹は2週間で今より引き締まる!
「このぽっこりお腹が凹めば、もっといろんなファッションを楽しめるのに……」という声がよく聞かれます。下腹を引き締めるためには、やみくもに腹筋をするだけではNG! 重要なのは、ターゲットとなる筋肉を正しく刺激すること。
効率よく下っ腹の筋肉を刺激することで、3つの効果が期待できます。
(1)引き締め効果
(2)基礎代謝がアップし脂肪が燃えやすいカラダになる
(3)腸に適度な刺激を与え、便秘解消につながる
女性にとっては、どれも嬉しい効果ですが、トレーニング自体は筋トレ初心者の方にも取り組みやすい動きです。朝起きてすぐ、日中のスキマ時間、夜寝る前など、シーンにあわせているので、ルーティーンに取り入れてぜひ2週間は毎日行ってください。
下腹部筋トレ1:職場でもできる「レッグエクステンション」
シンプルな動きなので、運動嫌いの方にもおすすめです。イスさえあれば、どこでもできるので、スキマ時間を有効活用してみてはいかがでしょうか?
1. イスに座って、背筋をまっすぐ伸ばし、へりを軽くつかみます。
「レッグエクステンション」STEP1
2. 息を吸いながら、両脚を曲げ、胸に引き寄せます。
「レッグエクステンション」STEP2
3. 息を吐きながら、両脚をゆっくりと前に伸ばします。この曲げ伸ばし運動を繰り返します。
「レッグエクステンション」STEP3
下腹部筋トレ「レッグエクステンション」を動画でチェック!
【ポイント】
・8~10回/1セットを1日2セット(昼休み・夜)が目安
・動作中は、背中が後ろに倒れないように注意する
・勢いをつけずにゆっくりと動作する
下腹部筋トレ2:寝たまま簡単「レッグ・レイズ・ツイスト」
続いて、寝たまま下っ腹の筋肉を刺激することができる「レッグ・レイズ・ツイスト」。就寝前の布団の上や、自宅のカーペットの上で、リラックスタイムをトレーニングタイムに変えてみましょう。腸の動きをよくしてくれるので、便秘によるぽっこりお腹にも効果的です。
1. 仰向けになって両手を肩の横に伸ばし、両脚を上げてヒザを90度の角度に曲げます。
「レッグ・レイズ・ツイスト」STEP1
2. 息を吐きながら、床スレスレの位置まで両脚を倒していきます。
「レッグ・レイズ・ツイスト」STEP2
3. 息を吸いながら最初の位置に戻り、反対側も同様に行います。
「レッグ・レイズ・ツイスト」STEP3
【レベルアップ上級バージョン】
お腹まわりの筋肉により高い負荷をかけて、筋トレ効果をアップさせたい場合は、脚を伸ばしたまま左右に倒していきます。この時も呼吸を止めないように注意。
足を伸ばしたまま行うと、負荷が高くなる
【初心者におすすめバージョン】
レッグ・レイズ・ツイストであまり回数をこなせないという方は、ヒザを曲げた状態で、左右に倒していきます。簡単ですが、朝起きてすぐやると腸が動き出し、排便を促してくれます。
そろえた両ヒザを左右に倒すだけでもOK