ボディラインを完璧に整えくびれを作るためには、2~3ヶ月が必要。今回は、3日間の短期間でとにかく集中的に“くびれ”を意識することでメリハリボディをつくり、痩せ見え効果を狙う方法をご紹介します。腹筋群を総合的に鍛えるエクササイズで、スタイルアップが期待できます。お腹まわりを痩せたい人は必見!
短期間でくびれを作ってメリハリボディに見せる!
極端な食事制限をしてダイエットを短期集中で行ったとしても、体重がほんの少し減るのみでボディラインに変化はないのが事実です……。
そこで今回は、たった3日間の短期集中エクササイズをするだけで一気にボディラインを整える方法を伝授したいと思います。
くびれを作り、短期間でメリハリボディになるために必要なことは?
多少ぽっちゃりしていてもウエストさえキュッと引き締まっていれば、女性らしいバストやヒップが強調できます。つまり、“くびれ”さえあれば、理想のメリハリボディが完成しやすく、痩せ見せ効果に役立つというわけ。
ただ、間違った食事制限や正確でないエクササイズを続けていては、「体重は減ったのに“くびれ”ができない」「下腹がポッコリしている」といったトラブルを招きます。
ウエストに“くびれ”ができない原因には、脂肪のほかに、骨盤のゆがみ、むくみ、リンパの流れの停滞、便秘、基礎代謝の低下、姿勢の悪さなどが考えられます。思い当たることはありませんか?
まずは、今回ご紹介するエクササイズをより効果的なものにするために、次にあげる夏に起こりがちな生活習慣を改善するようにしていきましょう。
短期間でくびれを作るために改善したい、3つの生活習慣
1 内臓を冷やさない
→アイスや冷たい飲み物の過剰摂取で内臓を冷やすと、代謝が低下して「夏太り」を招きがちです。また、わたし達の体は冷えたところを守ろうとするため、冷えたお腹まわりに脂肪がつきやすくなります。夏でも常温や暖かい飲み物を摂るように心がけましょう。
2 末端を冷やさない
→どこにいっても冷房が効いている(効きすぎ!)夏は、女性の場合、特に手足といった末端が冷えがち。それが原因でお腹まわりも冷えてむくみやセルライトを招く恐れが! くるぶしまで隠れる靴下を履いたり、ストールで肩や首を冷気から守るようにしましょう。
3 シャワーで済ませない
→上の2つで挙げたように、意外に夏は体を冷やしがちです。また、暑いからと夏はシャワーだけで済ませがちですが、夏だからこそお湯に浸かり体の芯から温まるようにしましょう。内臓を温めることで腸の活動も活発になり、便秘解消にも役立ちます。
3日間集中!くびれ作りエクササイズ3つのチェックポイント
ウエストに“くびれ”をつくりつつ、丸みのあるフェミニンなボディラインに整えるエクササイズをご紹介しましょう。以下で紹介するエクササイズは、お腹まわりにあるいくつかの筋肉群を複合的に鍛えられるものです。これによって、しなやかで引き締まったお腹、そして“くびれ”が実現します。
エクササイズ前には以下のチェック項目を確認すれば、効率のよいエクササイズができますよ!
☆ エクササイズ前にチェック!
□ エクササイズのベストタイミングは午前中(難しい場合は夜でもOK)
□ 呼吸を止めないようにしながら実践
□ 時間があればウォーキングやジョギングといった有酸素運動も併用
くびれを作るエクササイズ
みぞおちから体を折りたたむように起こす
1 仰向けになった状態から両脚を浮かせ、すねと床を平行にします。それができたら、頭をゆっくり起こし、上半身をみぞおちから折りたたむようにしたところでストップ。両腕は太ももの裏に軽く添えます。
おへそから脚を遠くに伸ばす
2 頭の位置、上半身は動かさずに、膝を写真のように伸ばしていきます。おへそから脚を遠くに伸ばすようにするのがポイントです。呼吸にあわせ1⇔2の動きを10回目安に繰り返しましょう。
お腹の筋肉で体全体&動きの安定を保つようにします。頭の位置が下がってこないように注意!
薄いガラス板に挟まれているイメージ
3 横向きになり、下の手を伸ばしたところに頭を起きます。両脚をピッタリ閉じた状態で、脚を遠くに伸ばしながら10cmほど床から浮かせます。
ここで鍛えたいのは横腹の筋肉です! 自分の体が薄いガラスの板に挟まっているのを意識し、下腹を引き上げながらバランスをとり、上の手を天井に向かって伸ばしたところで深い呼吸を3回行いましょう。反対側も同様に行います。
体を浮かせる準備を!
4 写真のように体勢を整えます。後ろの左膝を曲げ、前の右脚を斜めに伸ばします。右手は肩の斜め下に置くようにします。この状態から既にお腹を引き上げ、背骨を真っ直ぐ伸ばしておきます。
つむじ~足の指先まで伸ばすように!
5 お腹&股関節&背骨など、体全体が気持ちよくストレッチするのを感じます。お腹の意識が抜けていると、右肩&手首だけに負荷がかかってしまうので、ストレッチしながらも体のバランスを意識します。