4.受取番号を取得
注文が確定すると、コーヒーの産地と数字からなるユニークな受取番号が発行されました。あとは商品ができあがるタイミングを見計らってカウンターへ向かうだけ。注文商品ができあがるとスマホにプッシュ通知が届くので、完成するまでお店で待つ必要はありません。
5. 店舗で商品を受け取る
通知を受けたら店舗のカウンターへ向かい、受取番号が貼られた商品を受け取ります。レジ前の列を素通りして商品を受け取るのは、なかなかの快感でした。利用者が多いオフィス街では特に、このストレスフリーなスタイルは大いに喜ばれそうです。
ワンモアコーヒーはeチケットに
スターバックスでドリップ コーヒーを注文すると、購入時のレシート持参で2杯目が100円(または150円 ※税抜)で飲めるサービス「ワンモアコーヒー」。モバイルオーダオーダー&ペイの場合、レシートの代わりにeチケットが発行されます。
レシートをなくしておかわりを飲みそこねる……というのはスターバックスあるあるですが、モバイルオーダー&ペイを利用する限り、その心配はなさそうですね。使い方は、発行されたバーコードをレジでスタッフに提示するだけと、こちらも簡単。
モバイルオーダー&ペイでストレスフリーなスタバ体験
というわけで、想像以上に使い心地が良かったモバイルオーダー&ペイ。利用者から見たメリットをまとめると、以下のようになるかと思います。
・レジ列に並ぶ必要なし
・スターバックスカードで自動決済
・カスタマイズが手軽
・カスタマイズの再オーダーが簡単
・ワンモアコーヒー(おかわり)はEチケットになるため紛失しなくなる
記者発表の質疑応答では、スタート直後から完璧なオペレーションができるかという不安があるとの話もあったモバイルオーダー&ペイ。現状、テイクアウトの時間を利用者側が設定できないなどの課題もあるようでしたが、上記だけでも十分利用価値の高いサービスという印象を受けました。
現在使用できるのは都内56店舗のみですが、「2019年末までには300店舗に拡大し、2020年内の全国展開を目指す」とのこと。今後、フードを含めた対応メニューの充実が図られていけば、スターバックスのレジ列が消える日も遠くないかも……?
取材・文・写真:植松富志男(macaroni編集部)