夏になると無性に食べたくなるカレー。今年の夏は「ミャンマーカレー」がくるかも? 刺激的な辛さの奥に旨さが潜み、一度食べるとそのおいしさの沼にはまるのだとか…。ブーム目前、ミャンマーチキンカレーの味わいを実食レポートします!
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次なるトレンドはミャンマーカレー!?
インドとタイという、2大カレー大国にはさまれたミャンマー。実はあまり知られていませんが、食事のメインはカレー。今回ご紹介するレトルトカレーは、人気番組のカレーランキングで1位にも輝き、数々の雑誌でも取り上げられるほど、ネクストブレイク必至のカレーなんです。
まだまだ日本ではなじみが薄いミャンマー料理ですが、どうやらかなりおいしいとの噂……。気になるその味をレポートいたします!
ごろごろ具だくさん!ミャンマーカレー「チェッターヒン」
「チェッターヒン」599円(税別)
ミャンマー語(ビルマ語)でチェッターは鶏肉、ヒンはカレーを意味します。つまり、チェッターヒンとはチキンカレーのこと。ほかにもウエッターヒン(ポークカレー)、ガーヒン(フィッシュカレー)など、そのバリエーションはさまざまなようです。
ミャンマーのカレーは、トマトや玉ねぎなどたっぷりの野菜やスパイスをこれまたたっぷりの油で炒め、そこに大ぶりの肉や魚を加えた具だくさんスタイル。今回のチェッターヒンもパッケージ写真からわかるように、鶏肉が豪快に2本入っている模様。これはお腹を空かせなきゃ!
ちなみに保存料や化学調味料は無添加なので、安心して食べられます。
ミャンマーカレーのおいしさのヒミツは、たっぷりと使う油にあるといわれています。なんでも「油戻し法」という調理法で作られるんだとか……。
たっぷりの油で刻んだ野菜を炒める→トマト(水分)や具材となる肉を加える→ひたすら炒め、野菜の水分を飛ばす→油と肉、刻んだ野菜の繊維だけが残る、といった具合。
こうして手間暇かけて作られたカレーを、温めるだけで食べられるなんてありがたい!袋ごと熱湯に入れて温めること5分。未知の味、ミャンマーカレーを初体験です!
辛いと旨いの波が交互に…!
温めたカレーを皿に盛り付けると、噂通りたっぷりの油が。じっくりと煮込んだ野菜や肉の旨みが詰まった貴重な油です。立ち上るスパイスの香りと大ぶりな鶏肉に、食欲がかきたてられます。これはおいしそう!
スパイシーな香りにつられてひと口。トマトの旨みが凝縮していて甘い!スパイスの香りもしっかりと輪郭があって、そこまで辛くないな……。
と思った次の瞬間、辛さの波が!! ヒーヒー口から火を噴きそうな辛さに、お茶を一気に飲み干します。毛穴が開くほどの辛さは、10段階で例えるなら15。まさにメーターを振り切った辛さです。
主役の鶏肉はどうでしょう。スプーンでほろりとほぐれるほどやわらかく、しっとりとした味わいに感激!まったくパサつくことなく、ジューシーに仕上がっています。
舌のあらゆる部分が辛さを感じているにもかかわらず、不思議とスプーンが止まりません。まさに中毒性があるという表現が当てはまります。
おすすめの比率はカレー1に対してごはん3、ごはん多め推奨です。辛さと旨みが強いのでどんどんごはんが欲しくなります。辛さのあまり、ごはんが甘く感じるほど。
玉ねぎとトマトの甘み、スパイスの香りや辛さ、やわらかく煮込まれた骨付きチキン。どれを取ってもこれまでのカレーとはまったく違い、一度食べるとハマる理由がわかった気がします。
どこで買える?
「ミャンマーチキンカレーチェッターヒン」は成城石井ほか、大手スーパーマーケットで購入できます。オンラインショップでも取り扱っているので、気になった方は今すぐポチ……!
一度食べればハマる!
辛さに表情をゆがめつつも、時折やってくる旨さの波に助けられ、最終的にはおいしく食べきりました。生クリームやヨーグルトを加えるとマイルドな味になるそうなので、辛さが心配な方はぜひお試しを。
タイカレー、インドカレーもいまや日本人の食生活に欠かせないほどの存在になっただけに、ミャンマーカレーもヒットの予感がプンプンします。