夏になると食べたくなるタイ料理。なかでも酸っぱ甘い味付けが人気のパッタイですが、実はカロリーが高いってご存知でした?カルディで販売中の「こんにゃく麺パッタイ」なら、カロリーを気にせずおいしいパッタイが味わえると聞いて、実際に食べてみました。
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パッタイって、案外高カロリー!?
夏に食べたくなるアジア料理。とくにタイ料理の酸っぱ辛い独特の味付けが、暑いほどおいしく感じるんですよね。
タイ料理でも人気の高いパッタイは、一見ヘルシーに思えますが実は高カロリー。日本でも愛される料理だけに、全国のパッタイ好きのため息が聞こえそうです。
カロリーを気にせずおいしくパッタイを食べたいなら、カルディの「こんにゃく麺パッタイ」を使うという手があります。果たして、本物のパッタイにどのくらい近づけているんでしょうか。
1食68kcalってホント!?
「こんにゃく麺パッタイ」213円(税込)
全国のパッタイ好きを代表して、アジア料理を愛する筆者がこんにゃく麺パッタイを試食したいと思います。カロリーが低くてもおいしくなくちゃ意味がないですもんね。
さて、そのさっぱりとした味わいやさわやかな見た目から、ヘルシーに見えるパッタイですが、実はそのカロリーは結構高め。なにより米粉を使った麺・センレック(ビーフン)が曲者なんですよね。
パッタイ一食に使用するセンレック60gのカロリーは、なんと約250kcal!一膳160kcalの白米と比べてもかなり高めです。しかもここにエビや卵などの具材や油が加わるので、パッタイひと皿で700~1,000kcalあるとされています。聞かなきゃよかったと思ったのは、筆者だけではないはず……。
気になるカルディのこんにゃく麺パッタイのカロリーは、パッケージにも大きく表示されていた通り、なんと68kcal!麺と調味料だけのカロリーですが、ここに具材を加えても200kcalほどなので、かなりヘルシーですよね。
セット内容はこんにゃく麺とたれのみといたってシンプルなので、えびや野菜は自分で準備する必要があります。とはいえ、パッタイのあの複雑な味付けはむずかしいので、このたれひとつで味が決まるのはポイント高いですよね。
ゆでる手間なしでお手軽調理♪
さらにうれしいのが、麺をゆでる必要がないこと。通常はビーフンをゆでてから炒めるので、おいしいパッタイにありつくにはちょっと手間がかかります。
夏の暑い時期に、キッチンに湯気がこもるのは誰もが避けたいはず。その点ざるでさっと水分を切るだけでめんを使えるこちらは、調理時間も大幅に短縮できます。
見た目はゆでたビーフンそのもの。こんにゃく特有の香りも気になりません。
ゆでる必要がない代わりに、まずフライパンでこんにゃく麺をから炒りする必要があります。油を引かずに中火で1~2分で水分が蒸発しました。
ここに少量の油とお好みの具材を入れて炒め、たれを絡めれば完成です。
今回は冷蔵庫にストックしてあったえびと少しの溶き卵で仕上げましたが、にらや玉ねぎ、桜えびなどを入れればより本場感がアップしそうですね!
こんにゃく麺のパッタイ、そのお味は…
仕上げにパクチーと生のもやしをのせて、ライムの代わりにレモンを絞っていただきます!
今回は溶き卵を一緒に炒めたのでちょっぴりマットな見た目ですが、たれだけならもう少し濃い色に仕上がりそうです。見た目は本物のパッタイそのもの!酸っぱ甘い香りが食欲を刺激してきます。
ただ、1人前のパッタイにしてはちょっぴり少ない気がします。筆者が特別食欲旺盛なわけではなく、この1.5倍の量があってもよさそうです。それでもカロリーは100kcalほどですもんね!
味はというと、ナンプラーのクセも少なく、食べやすい味付けです。酸っぱ甘いあの味付けも本場と比べれば控えめですが、完全にパッタイです。
特筆すべきはその食感!こんにゃく麺なので、シコシコ?シャキシャキ?何とも言えないこんにゃくの食感です。しらたきとも違うこの食感、クセになります。もちもちとしたビーフンを連想すると満足感は劣りますが、これはこれでおいしい!
例えるならば、パッタイ味のサラダのような感覚です。
こんにゃくの喉ごしのよさに、ナンプラーやレモンのさわやかな味が絡んで、するする食が進みます。こんにゃく麺のおかげで低カロリーなので、心置きなく食べられますよ。