専業主婦に憧れる女性は多いですが、それなりにデメリットもあるようです。話を聞いてみました。
神崎なつめ
結婚した後は家庭に入って専業主婦になりたいと思う女性もいますよね。しかし、予想外に後悔することもあるそうです。
そこで、fumumu取材班は、後悔したことがある女性に詳しく話を聞いてみました。
①育児も家事も任せっきりで休みがない
「私は育児が始まってからとてもきつくなりましたね。子供は夜も定期的に泣くし、仕事みたく『今日の仕事はここまで』って感じで放置できないですよね。
朝、旦那の弁当を作るところから始まって、子供の面倒を見ながら家事をしていたら、なかなか家事が終わらないし、子供はしょっちゅう病気になるうし、本当にしんどくてたまりませんでした。
でも、旦那は『専業主婦なんだから』『働いている人はもっと疲れている』と、私の苦労をなかなか理解してくれず。共働きなら、一緒に家事や子育てができたのだろうか…と、選択を間違えたと思いました」(20代・女性)
②世間のことに疎くなる
「世間的には専業主婦は時間が有り余っているというイメージを抱いている人もいるでしょう。時間に余裕のある人もいると思いますが、私の場合は、家事をして1日が終わってしまいました。とてもテレビを見る暇もなかったですね。
子どもが大きくなるまでは、そんな生活の繰り返しでしたから、世の中で何が起きているかさっぱりで、時代から取り残されている感覚がしました」(40代・女性)
③相手に合わせた生活リズム
「私は当時の彼氏からプロポーズをされたことと、専業主婦に憧れていたこともあって家庭に入りました。でも彼の仕事は朝が早く、夜が遅い仕事でその時間に合わせてご飯や睡眠をとらなければならないのがとても苦痛でした。
お弁当を持たせていたため、朝早くに起きてお弁当と朝ごはんを作り、夜は遅い時間になるのでご飯を食べずに待っていたり、相手に合わせる時間が多すぎました。専業主婦だと何も言う権限もなく、世間との関わりも少なくなるため視野が狭くなってしまいます。ちょっとしたことで不満に思って、ストレスが溜まりがちでしたね」(30代・女性)
共働きも増えていますし、専業主婦と共働きと、どちらの生活の方が自分に向いているか、結婚前によく考えておくと良さそうですね。
(文/fumumu編集部・神崎なつめ)